被害は聞いていましたが、実際に届いたのは初めて。
UFJ銀行を騙ったもので、セキュリティを強化したため、本人確認手続きをしますので、該当サイトに行ってください、というもの。
デザインもそれっぽく、ちゃんと凝っています。
これは、htmlメールを開いた場合。
カーソルが写っていませんが、URLの上にカーソルを置いています。
で、ステータスバーをご参照下さい。
UFJ銀行のサイトとは違うところにリンクしています。
まあやっていることは単純ですね。
下の画像は、実際にそのサイトを開いたところ。アドレスバーの偽装はされないサイトのようです。ちょっと手抜きですね。
でも、デザインはなかなかそれっぽいです。
メールヘッダは：
Return-Path: Admin@UFJbank.co.jp
Received: by mbox54.nifty.com id 42e5032828f623;
Tue, 26 Jul 2005 00:20:08 +0900
Received: from flt501.nifty.com
by vsing501.nifty.com with SMTP id j6PFK6EC018268
for <私のメールアドレス>; Tue, 26 Jul 2005 00:20:06 +0900
Received: from mxg504.nifty.com by flt501.nifty.com with SMTP id
42e50326629589;
Tue, 26 Jul 2005 00:20:06 +0900
Received: from 80.97.189.218 (cdma-3g1x-189-218.zappmobile.ro [80.97.189.218]
(may be forged))by mxg504.nifty.com with SMTP id j6PFJndg019791;
Tue, 26 Jul 2005 00:19:54 +0900
Received: from 140.10.57.184 by ; Wed, 31 Aug 2005 00:17:41 +0400
Message-ID: <HEENKUMCIQBCHBZNWXKDPPXX@msn.com>
From: "UFJ Bank" <Admin@UFJbank.co.jp>
Reply-To: "UFJ Bank" <Admin@UFJbank.co.jp>
To:<削除します>
Subject: UFJ Bank Alert
Date: Tue, 30 Aug 2005 13:15:41 -0700
X-Mailer: Internet Mail Service (5.5.2650.21)
MIME-Version: 1.0
Content-Type: multipart/alternative;
boundary="--152569725575476"
X-Priority: 1
X-MSMail-Priority: High
どうやらルーマニアからで、モバイルからの発信の模様です。で、ここにでてくるAdmin@UFJbank.co.jpは存在しません。
本文はさすがに長いので全部出しませんが、笑ったのは、
<X-HTML><!x-stuff-for-pete base="" src="" id="0" charset="/iso-2022-jp">
<HTML><HEAD><TITLE>UFJのフィッシングメール</TITLE>
(中略)
<META content="MSHTML 6.00.2800.1141" name=GENERATOR></HEAD>
(後略)
タイトルタグに「UFJのフィッシングメール」ですよ。ギャハハハ(ノ▽≦*)ノ彡☆バンバン！
Outlook Express等はヘッダのSubjectがタイトルバーに表示されるから、そりゃここにそう書いても解らないのかもしれませんが、それにしても。
しかし、「ギャハハハ(ノ▽≦*)ノ彡☆バンバン！」この顔文字、われながらアッタマワルそーだな…。
なお、UFJ銀行はすでにこれに気が付いていて、Webサイト上に警告を出しています。
とりあえず、新潟県警のフィッシング１１０番に通報しました。
というわけで喰ってきたソースカツ丼です。
こちらは、松代ＳＡで目撃したカワサキ「ＺＸ−１２Ｒ」。