行き着けのカレーカフェで、いつものようにカウンターに座ったら、飾り棚に「のらくろ」が。
ご存知でしょうか?のらくろ。
ずいぶん古い漫画(コミックというより漫画)です。
昭和6年、1931年から始まっていますから、戦前の漫画ですね。
犬の兵隊さんの漫画で、他の犬はみな白いのですが、野良犬で黒い毛並みをもっている「野良黒」(野良犬黒吉)が主人公。
上等兵から始まって、活躍したりドジを踏んだりしつつ昇進していくという内容です。
記憶が確かではないのですが、最終的には佐官まで昇進して退役(退役時に特進して将官という説も)、退役後はいろいろ仕事をするんですが喫茶店を開いて終わるという感じだったと思います。(このころはもう戦後になっています)
私がはじめて「のらくろ」を読んだのは小学生のときでした。
なぜか小学校の図書館にあったのです。
他にも、小学校の図書館にのらくろがあったというひと、意外に多いのかも。
そのカレーカフェにあったのは戦前に刊行された10冊のうち、「上等兵」と「軍曹」と「曹長」の3冊。
なんでも、お客さんが持ってきたそうです。
お願いしてよませてもらいました。
いやー懐かしい。
ちゃんとユーモアがあって、メタ展開もあって。
楽しく読めました。
子供のころ、夢中で読んだことを思い出します。
オークションで落札しようかなあ。
10冊セットで20,000円クラス。うーん悩みます。
追伸。
昨日、このサイトも90000ヒットとなりました。
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