実家(新潟県南魚沼郡塩沢町)の家の中で使えなかったでAirH"を解約し、新たに契約した@FreeD。
現在のところ、とてもいい感じです。
AirH"が32K契約だったのに対して64Kになっているせいももちろんあるのですが、32Kモードで接続しても明らかに@FreeDのほうが軽快です。
これは、AirH"がパケット交換方式なのに対して、@FreeDが回線交換式であるという理由でしょう。
まず、回線交換方式にはパケット遅延がありません。
このため、Webブラウジングする際の、レスポンスが(スループットではなく)が鋭い感じを受けるのです。
また、多重化のポリシーも、その傾向を強めていると思います。
AirH"は当然パケット多重で、これは、たくさんのユーザが接続した場合、全員が接続できるが、全員の速度が遅くなるという特性があります。
@FreeDは回線多重で、これは、たくさんのユーザが接続した場合、接続できない人がでてくるが、接続できている人に関しては遅くならないという特性があります。
このため、接続できている分には、@FreeDはほぼスペックどおりのスループットをたたき出します。
このように、長所も多い@FreeDですが、AirH"に対して大きなビハインドもあります。
パケット交換なら、パケットが届きさえすればよいので、移動中に次々とアクセスポイントを切り替えながら連続してブラウジングし続けられます。
実際、私は上越新幹線の中からブラウジングやメールアクセスをしていました。
回線交換だとこうはいきません。
ブラウジング中にアクセスポイントの切替が起こるとそこで切断してしまいます。
NTTDoCoMoでは、その場合はリロードすることによって最寄のアクセスポイントと再接続する実装にして、これに対処していますが、高速移動中のつながりやすさはAirH"のほうがずっと優秀です。
首都圏ならもっといろいろな選択肢があるのでしょうが、田舎だとAirH"か@FreeDくらいしかありません。
今のところ、私の使い方では、@FreeDのほうが向いているようです。
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