バイクのタイヤを交換して、ようやくそれになれました。
ドイツ・メッツラー製、スポルテックM1というタイヤです。
今日は10時ごろから16時ごろまでバイクで県内をふらついてきました。
よいですねこのタイヤ。
バンクがとても楽しい。
前に履いていた、同メッツラーのME-Z4は、決してハイグリップなタイヤではなかったので、曲がるのに「儀式」がいりました。
─ライン確定
──視線確保
───シフトダウン
────スロットルオフ
─────前傾姿勢強化
──────ブレーキング
───────上体をインがわに倒す
────────乗車姿勢確定
─────────車体が倒れる
──────────スロットルオン
────────────曲がる───!
────────────シフトアップ、加速──!
それが。
─ライン確定
──視線確保
───シフトダウン
────スロットルオフ
─────車体が倒れる
──────曲がる───!
───────シフトアップ、加速──!
と、ちょっと大げさですがこんな感じ(笑)
ME-Z4に比較するとはるかにハイグリップで、「曲げるための手続き」がとても簡略化されている感じです。
まあ、もちろんM1のほうが速いのですが、ME-Z4のあの「手続き」「儀式」も、公道で走る分には「愉しみ」なんですよねぇ。
M1にしてうれしかったのはステップ接地中の安定感の増大です。
ME-Z4では、バンク中にステップを擦るときは、「ガッ…ガガッ…」って感じだったのですが、M1にしたら「ガーーーーッ」と気楽に擦り続けられます(笑)
この瞬間の愉悦というのは、なんというか、ライダーならではのものなんでしょうねえ…。
とてもとても、気分が良いのです。
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