METZELER(メッツラー)というドイツのメーカーのタイヤです。 同じメーカーのSPORTEC M1からの履き替えです。 画像は装着したてホヤホヤ、バイク屋さんの駐車場で撮影。 もちろん向かって左が前輪、右が後輪。 特徴的なのは、深い前輪のセンターグループ(タイヤ中央の溝)に対して、後輪にはセンターグループがないことでしょうか。 これは雨天時の直線では前輪で水を掻き分けて、後輪はそこを通るという設計思想だそうです。 後輪にセンターグループがないことのメリットとして、まず高速道度などでの耐摩耗性が高いといえそうです。 メーカーの資料では、FZS1000に純正装着されていたME-Z4と同程度の耐摩耗性を持つとのことで、私アレは13000Kmも保ちましたから、今回も2シーズンくらいは乗れるといいなと思っています。 SPORTEC M1はたしかにグリップはとてもイイ感じだったのですが、5000Kmを前にして磨耗が進み、特にウェットの性能が出なくなってしまいました。 それだと私のペースでは1シーズンもたないということになってしまうので、もうちょっとロングライフのタイヤがいいなということで、このROADTEC Z6を試すことにしました。
ハイグリップスポーツタイヤのSPORTEC M1に対して、こちらはツーリングスポーツという感じの味付けです。
ツーリングが結構多くて走行距離が伸びる、ハイグリップタイヤはちょっとなあ…でも、峠を走るときは気分よく走りたい、というような人にはとてもお奨めできる、よく出来たタイヤです。 |
こっちは、4900Km走行後のSPORTEC M1。 え。まだ端っこの溝が残ってるって? ツーリングが多いので、どうしても真ん中のほうが減ってしまいます。 でも、一応、端っこまでは使っています。 段べりにはなっていなくて、丸く削れていますよ…と、必死に言い訳。
なんにせよ、このセンター付近の状態だと、ちょっとしたカーブにあるちょっとした水溜りでも、結構あっけなく後輪がスリップします。 |