Coffee Break Log

Coffee Break 2003年11月のCoffee Break Top of Site
12/29/2003 - 「あなたの日本語はわかりやすい」
いま一緒に仕事をしている、ある取引先のエンジニアはほとんどが英語圏・中国語圏の人で、日本語が得意でない人との会話が必要になるケースがあります。
いや、その取引先にはもちろん日本人のエンジニアも在社されておられるのですが、たまたまタッグを組んだチームが、イギリス人、インド人、中国人で構成されているチームだったんです。
そのなかには日本語が堪能な人もいるのですが、ミーティングの内容や時間によってはそういう人たちが確保できないため、日本語でミーティングするのが困難な事態になります。
本社が国外とはいえ、一応日本法人の会社ですから、私としては基本的に「日本語で話す」ことを通しています(笑)。
彼らは英語を話して、私は日本語を話す、というようなミーティングスタイルになったりします。
その席でクリシュナさんというカッコイイ名前(天罰の神様の名前)のインド人に言われた言葉です。
「あなたの日本語はわかりやすいです」
これには理由があります。
私は日本語がとても好きで、長文を書くのもけっこう平気です。
また、リクツっぽいので、ひとつの文が比較的長くなります。
ところが英語は得意ではないですから、私は自分が話したい日本語を英語に脳内変換する際に、そのままスルスルとはいきません。
短い文にブツ切りにして、その短い文が連続する、というような英語になります。
まあ関係代名詞が3つ以上入るような文章はまずそのまま英語にはできません(笑)

で、私は外国人に日本語を話すときにも、無意識にこの作業を行うようです。
私と普段会話をしたことがある人は、「楓等の日本語がわかりやすいはずがない」とかツッコミをいれるかもしれませんが、彼らと話す日本語と、外国人向けに話す日本語の間には大きな差があるんですね。
上記作業の「英語の変換する」工程だけを抜いた、短い文が連続する、というか、そのまま英語に直訳できるような日本語になるんです。

──ああそれで日本語で会議してるのに妙に疲れるのか
とか、思いました。

Coffee Break 2003年11月のCoffee Break Top of Site
12/28/2003 - 上原ひろみ
最近気に入って聞いております。
上原ひろみの「Another Mind」
この人は、最近ではキリンのCMに出演しているのでご存知の人もおおいかもしれません。
じつはジャズピアニストとしてはとても実力派で、そして、聞けばわかるのですが、この人は要するに──
──天才です。
女性ジャズピアニストはここのところちょっと流行で、けっこうな人数が話題に上っています。
この人はその中でも屈指の才能を持っていて、それが大きく開花し、周りに匂いをふりまきつつあるのが、音からも感じられます。
ジャズピアノというのは、あまりメジャーなジャンルではないですが、気分転換に一枚いかがでしょうか。オススメの一枚です(笑)。
Coffee Break 2003年11月のCoffee Break Top of Site
12/27/2003 - ただ一撃にかける
NHKのドキュメンタリー番組で、剣道をとりあつかったものです。
「ただ一撃にかける」
私の勤務先の後輩で、剣道5段というつわものがいるのですが、彼が録画していたのを借りて見たのです。

メチャメチャカッコイイです。
「栄花」というその人(念のため:男性です)は、日本代表に選ばれるほどの達人なのですが、なかなか自分で納得できる結果がでない。
勝ちにこだわるのではなく、「無心の一撃」こそがその鍵だ、というような構成になっています。

勝ち負けなどではなく、ただ無心の一撃。
これを素人が言ったら「何甘えているんだこのトウシロウが」という感じでしょうが、日本代表の言葉ともなると重みがちがいます。
番組内で繰り広げられた剣道の試合は、どれもハイレベルすぎて私などがみても相手の隙などというものはよくわからない(とはいえ、達人同士の試合だというのは伝わる)んですが、勝ちをとれた秘訣は「ただ無心の一撃」だったとのことです。
武道家の言葉らしく、潔くて謙虚に感じました。
これを見て剣道やろうと思った少年たちも多いのでは。

自分が夢中になれる分野では「勝ち負けではないんだ」というそのコトバが自分から出たときに、相手に対して重みがあるような自分でいたいものですが、いやはやままなりません(苦笑)。

Coffee Break 2003年11月のCoffee Break Top of Site
12/23/2003 - メンバーブレース
バイクを封印したら久々に晴れ間ですよまったく。
快晴とはいかないものの、珍しく日差しもあり、青空が見えた日でした。
この時期の新潟県はいつも天気が悪いんですよね。
貴重な晴れ間だったのですが、バイクには乗れないため、クルマにてドライブをしてきました。
シーサイドを走ったのですが、なかなかうねりは高く、それなりに「冬の日本海」という感じでした。

それはそうと、メンバーブレースセット。
クルマのサスペンションメンバーに「かすがい」をあてて剛性をあげるためのパーツです。
装着してから、今日は初めてのドライ路面です。
ドライブのついでに、ちょいとばかり、クルマをふりまわしてみました。
──おぉ? 違う!全然違う!
いやはやこんなに効果があるものだとは。
接地感がまったく違います。
サスペンションが設計どおりに動いている感じです。
スタッドレスタイヤなのでタイヤ剛性もグリップ限界も低く、けっこうあっけなくブレーキングドリフトに移行してしまいますが、そのレベルでも接地感の向上が体感できます。
コーナリングの限界速度も向上しているようです。
これはもう、夏タイヤへの履き替えが楽しみです。
ファミリアのコーナーへのコンテンツ追加は、夏タイヤにてのインプレッションをしてからにしようと思いますが…。
なんにせよ、「いい買い物」な感じで私は満足です♪

も、もちろんこれはドレスアップですよ?(^^;

Coffee Break 2003年11月のCoffee Break Top of Site
12/21/2003 - バイク封印
本日の午後、バイク封印作業を行いました。
これで来春までしばしのお別れです。
今年はあまりバイクに乗れなかったのでとても悔しく、別れがつらいのですが、私の住まいにある消雪パイプ(地下水を出して雪を消す設備)は、浅い地下水を使うため鉄分が多く、バイクを出しっぱなしにしておくと消雪パイプの水がバイクにかかってしまい、これが錆につながったりします。
なのでしかるべき措置をとって封印。
一度封印すると解除が大変なのですが、まあ止むを得ません。
来年は1万キロくらいは乗ってあげたいと思う冬の昼下がりでした。
Coffee Break 2003年11月のCoffee Break Top of Site
12/20/2003 - 荒れ模様
きた、きた、きたぁーーーーーー!
って感じでしょうか。
きっぱりと冬型の天候になっています。
今日は昼間から雪気味の天気で、長岡市でも、ちょっと標高が高いところでは道路に積雪しました。
私がタイヤを換えると翌週は雪が降るというジンクスが…
メンバーブレースセットを組み込んだ足回りを試してみようと、クルマを振り回してもみたのですが、さすがにこの天候でスタッドレスタイヤだといともあっさりと限界を超えてスライドしてしまいますね(苦笑)
トラクションそのものは、まえよりよくなった気もするのですが…やはり春が来てタイヤを履き替えてみないと実際のところはわからないでしょう。

明日も荒れ模様らしいです。
そろそろバイクを封印しないといけません。

Coffee Break 2003年11月のCoffee Break Top of Site
12/16/2003 - 賞与
私の勤務先では、先週末、つまり12日に、賞与が支給されました。
相変わらず厳しい景気が続く中、私の勤務先はどうにか利益を確保し、賞与支給を行っています。
私の勤務先は、冬季の賞与はほぼ固定額で、事業年度が終了し決算後(勤務先は5月決算)、5月に成果配分も支給されるというシステムです。
ですから一般的な企業と異なり、12月と5月に賞与支給があり、しかも大体5月のほうが金額が大きいです。
金額に関しては例外もあり、実績を出せなかった人には成果が配分されませんので、場合によっては12月より大きな金額にならないケースもあります。

まあなにはともあれ賞与は支給されました。
これはお客様のおかげです。
営業のかたが一生懸命に売り、開発のひとが一生懸命につくり、経営陣が一生懸命にまわした、その結果です。
給与もそうですが、もらった明細のむこうに、お客様がいるのだということを忘れてはいけませんね。

と、いうわけで、ファミリアにメンバーブレースセットを装着することにしました♪

Coffee Break 2003年11月のCoffee Break Top of Site
12/14/2003 - 冬タイヤ
なかなか実家に帰れずにいましたが、今日ようやく実家に帰り、クルマのタイヤを冬用に替えました。
何度も言ってますが、やはりスニーカーから長靴に履き替えたような感じがありますね。
重いし、剛性はないし、路面に食いつかないし。
#実は冬用はインチダウンしているから純正アルミを履いた夏タイヤのほうが重いんですけどね…。
今年は暖冬とはいいますが、やはり本格的に降雪する前に準備はしておかないといけません。
これから春まで、我慢の運転です。

まだ今年はバイクを封印していません。
封印する暇もない…また、全然距離のっていないので、なんか悔しくてそのままです。
とはいえ、消雪用の水噴射を浴びるとさびたりする(地下水なのでとても鉄分が多い)ので、そろそろしまわないと…。
悩ましい年の瀬です。
──え?そんな悩みしかないのかって?(笑)

Coffee Break 2003年11月のCoffee Break Top of Site
12/10/2003 - blog
最近はあちこちでみかけますね。もうblog全盛という感じも受けます。
念のため blogってなに?っていう人は、「blogとは」をGoogleで検索!
で、いまさら、とつぜんblogの話をなぜするかといいますと。
私が使用しているここのプロバイダ、つまり@Niftyもblogサービスを開始したんです。
@Niftyのblogサービス「ココログ」
もちろんblogサービスのスクリプトはあちこちにたーくさんあって、自由にCGIを使えるプロバイダではそういったものを使っている人も多いですね。
しかしプロバイダ純正というか、お仕着せのサービスとしてのblogを実装したというのは大きいんじゃないでしょうか。
しかも国内有数の大手プロバイダですしね。

このblogサービス、とても手軽ですしどこからでも更新できますし魅力的なのです。
私にとってこのサイトはあくまでも趣味の世界で、ここの更新のしくみを自作するつもりはまったく無かったのですが、blogを@Niftyがサーブしてくれるならそのまま使ってしまうという手もあります。
しかし、今までにblog形式ではないコンテンツを結構たくさん作ってしまっていまして、整合性の問題が…。
あと、いちおう自分のPCにもデータのバックアップが(webサイトからのデータエクスポートではなくて)Webサイトのコピーとして欲しいな、という心情的な理由から、採用を見送っています。

とはいえとても手軽なこのblog。
これからサイトを始めようという人にはとてもいいですね。
サイトを開きたいというのは二種類あって、ひとつは、伝えたいコンテンツがあるということ。
もうひとつは、「インターネット」を構成する技術に触れて、とりあえず発信側になってみたいということ。
後者の理由の場合は、自分で技術を工夫してスクリプトを作成したりする価値があるのですが、前者の理由のひとは、発信手段は手軽なら手軽なほどいいのです。
大事なのはコンテンツであって、それをひーこら言いながらHTML化すること、ではないわけで。
まあ、仕事でWebにかかわるならば、HTML文法くらいは一通りできたほうが良いわけですが…。

…そんなわけで、私はこのサイトをHTML手打ちしていたりします(笑)

Coffee Break 2003年11月のCoffee Break Top of Site
12/9/2003 - ケータイ買い替え
バッテリが弱ってきたので、昨日、P505iSに買い換えました。
色はブルーというか紺というか。
私としては初めてのカメラ機能つき携帯電話になります。
昨今の携帯電話に付属しているデジタルカメラの有効画素数は100万画素を超え、前のデジタルカメラと比べても遜色ないものになっています。
#出始めた当時の市販普及用デジタルカメラは35万画素程度でした
もちろん、スペースの問題などで、光学的な性能はいわゆるデジカメにはかないませんけれど…このサイズに押し込んだユニットとしてはなかなか高性能といえるでしょう。
とはいうものの、まだ一枚も撮影していないわけですが(^^;

このモデルにしたのは、「とりあえず新しそう」という理由が最大のもので(ぉぃ)、それから、あのギミックというか動きが素敵だと思っての購入。
もうちょっと論理的な理由としては、このP505iSは、折りたたみの画面のほうが回転する機構のため、サブ画面に凝る必要が無くて、外見がシンプルになること、また、サブ画面が小さいということは待機消費電力が小さく(閉じているときはメイン液晶はオフになっていますから、サブ画面がいかに省電力かは結構大きい要素だと思います)、待ちうけが長持ちしそうかな、というところです。

私はPモデル(パナソニックモデル)はこれが初めてで、Nモデルからの操作性の違いに戸惑っています。
キー位置の意味づけなどがメーカーによってちがうんですよね。まあこれは慣れの問題でしょうけれど。

機種変更で、あいかわらずだなあと思ったのは、変更する際に引き継げる情報の少なさです。
iModeのマイメニューと(そりゃこれはサーバ管理ですから当然)、ブックマークと電話帳だけ。
PCなどで別にいろいろな管理していれば別ですが、ダウンロードしておいた着メロやiアプリなどを引き継げないのは不便ですね。
私は開発者としての側面も持っていますので、こうハイペースでさまざまな開発をしている場合のデータ互換性の難しさというのは承知していますが、それにしてもこの辺はドコモが仕様として縛ってもよかったんじゃないかとか思ったり。

前回、N210iにしたのが、過去の雑記によると 9/16/2001 ですから、丸二年以上使っていたんですね。
きっとこれも、2年くらいつかいそうです。

Coffee Break 2003年11月のCoffee Break Top of Site
12/8/2003 - 初雪
雨音もしないのにやけに寒いなあと思ったら。
窓の外は白黒の世界になっていました。
今日の昼ごろ東京から帰ってきて、ひとねむりし、読書をして、夕方、食事をしに行こうと外出しようとして、びっくり。
まさか雪が降っているとは。
しかし考えてみれば既に12月の8日。とっくに初雪は降っていてもおかしくない時期です。
今年はどうやら暖冬小雪のようで、スノーリゾートにとっては厳しい冬になりそうです。
そういえば夏も冷夏で、シーリゾートは壊滅的だったんですが、今年は観光業は軒並み打撃を受けた一年になるのかもしれません。
冬はやはり冬らしく、しっかり雪が降ったほうが、私は好きです。
ただ、まだタイヤが夏仕様なのがピンチかもしれません(^^;

PS, ケータイを換えました。P505iSです。

Coffee Break 2003年11月のCoffee Break Top of Site
12/1/2003 - 稼動
ここんところ更新も滞りがちで仕事しておりました。
その仕事で作っていた、完全に新しいシステムが、いよいよ、11月26日に本稼動にはいりました。
1からすべて書き起こした「まったく新しいプログラム」が、実際に大きな問題もなく稼動を続けています。
サーバOSはWindows2003(英語版)。サーバのDBはMicrosoft SQL Server2000。これも英語版。
そしてクライアントはWindowsXP, システムはすべて Microsoft .NETテクノロジで実装しました。
トランスポートにはTCP/IPを使用、物理回線はインターネットADSLを使ってシステム接続をしています。
おそらく世界でもまだ数少ない、そして日本では多分初めて「実運用稼動」する、「インターネット・リアルタイムの実現にMicrosoft .NETテクノロジを使った流通商用システム」です。

「完全にブランニューなコードだから、なにが起こるかわからない」
「もちろん最善は尽くすが、やはり枯れたコードに比べると安定性に不安がある」
これはいずれも私がお客様のIT部長にあらかじめいった言葉です。正直なところを告げました。
それでも「新しいテクノロジへのチャレンジをしたい」といってくれたそのIT部長には脱帽です。
彼の期待を裏切らないようにしたいというのが、私の大きなモチベーションになりました。

最適なシステムモデルを実現しようとアーキテクチャにこだわったせいで発生した膨大な調査項目や研究命題、そして高い開発リスク。
私に「だまされて」開発GOをくれたマネージャ、そして運用モデルの最適化に尽力してくれたメンバーたち、新しいテクノロジやアーキテクチャに戸惑いながら、巨大なワークロードに立ち向かってくれたメンバーたちのおかげで、100% Pure C# のこのシステムはいま実稼動を迎えています。
でも、まだまだここは入り口にすぎません。理想のすべてを実現したとはとてもいえない状況です
しかしそれでも、実際に使われて、稼動しているのは事実。
いまは、それを素直に喜びたいと思います。

PS
12月3日に、.NET 流通システムフォーラムが水天宮ロイヤルパークホテルで開催されます。
私もSpeakerを務めます。
ご興味をもたれたかたはぜひいらしてみてください。
最近話題の「エンタープライズ・アーキテクチャ(EA)」をわかりやすく解説する予定です。

PS2
6万ヒットありがとうございました。
おかげさまで細々と続いております。
今後とも、お時間がゆるすときに、ふらりとおいでください。


Coffee Break Top of Site