震災直後の北海道へ  9/15/2018新潟発(フェリー) - 9/23/2018新潟着(フェリー)

春頃から、この日程で有休をとって北海道、と決めていまして。
しかし北海道胆振地震が同年9/6に発生、ツーリングに行って現地の迷惑になるのではないか、という危惧が生じ、ギリギリまで情報収集して、ツーリング前日に決行確定、というありさまでした。
大被害がある地域は悲惨な状態でありましたが、北海道は広く、電力さえなんとかなれば、あとはほぼ被害なしといえるような地域もあり(名古屋あたりの地震で東京を心配するような距離感)、今回のツーリングは、最終日の苫小牧港以外は、被災地を避けるように動きました。
今回は、わせ氏と川口氏と私の3台体制で出発しました。(最後まで3台です、ご心配なく)。

行きのフェリーは新潟発小樽着の「らべんだあ」です。
実は新潟発の時間は雨が降っていて、乗り込みのときに画像撮影する余裕がありませんでした。

フェリーの寝台。一応ロールカーテンでプライバシーは守れます。カプセルホテルみたいな感じです。
画像には映っていませんが、枕元入り口側にはライトと、小物入れがあります。
AC100V電源がありますので、スマホ等の充電もできます。

足元には、フックと台と通気口があります。狭さが苦にならなければ、ベッドはきちんとしているし涼しいしで結構快適です。

「らべんだあ」の展望甲板で手すりに止まったままかなり近寄っても逃げないカモメ。
慣れすぎだろう。

船内のレクリエーション、ビンゴ大会と、音楽演奏があります
今回の音楽演奏はオペラ歌手とピアニストのコンビで、とても素晴らしいものでした。
MCやるときはマイクを持つ(この画像のように)んですが、歌う時にマイクをオフにしてテノールを響かせます。決して大柄なかたではないのですが、船の隅々まで響き渡りそうな、それは素晴らしい声でした。

スマホ撮影ということもありあまり感動を共有できないのですが、日本海に沈む夕日をフェリーから見送ります。

フェリーの夕ご飯。おなかがすいていたので、奮発しました。ビールはサッポロクラシックです。

小樽港へ、船尾から入港中。このとき9/16の午前4時といったところ。まだ真っ暗です。

乗ってきたフェリーを背景に、ようやくバイクが画像に登場。
左から、私のGSX-S1000F、わせ氏のMT-09 TRACER、川口氏のCBR1000RRレプソルカラー。
午前5時ごろ、夜明けです。

午前5時半ごろ、珍しくほぼ並んでいない(地震の風評被害と思われる)、小樽の「のんのん」で朝ごはん。
ここが並んでないなんて…!

小樽丼。控えめに言って、激ウマです。まあアレです。画像の通りです。説明不要です。

小樽の街中、ここは小樽駅。信号待ちにパシャリ。
わせ氏、私、川口氏、という順で走っていまして、この後ろ姿はMT-09TRACERに乗るわせ氏です。

赤井川の道の駅で休憩。まだ午前7時です。このフェリーは初日の時間に余裕があるのがよいですね。

函館に向かう途中、羊蹄山。美しいです。
裾野がかすんでしまっていますが、それもまた風雅な感じ。

積載の感じがわかりますね。3台とも違うメーカー、違うジャンルのバイクです。
スイングアームの形が3台とも凝っていてカッコイイ。

函館ならラッキーピエロ。
ハンバーガーが、…これも控えめに言って、…圧倒的…ッ!…圧倒的ウマさッ…!しかも安い!!
やべーわ。これやべーわ。

函館に来たのは、青函連絡船の見学、が、メインだったのですが、…残念。

外は見学できました。船内に続く3組のレールが船尾から見えます。
艫の上にある部屋は列車に対する指令室でしょうか

五稜郭にも行ってきました。これは五稜郭タワーから見下ろした様子です。

五稜郭タワーから函館山のほうを見た画。
ものすごく些細なことなのですが、赤丸のところに、私たちのバイクが止まってます。(宿泊したビジネスホテル)

函館では路面電車にも乗りました。結構市街観光した感があります。

函館山にロープウェイで登って、展望台から函館を見下ろします。

そして夜景。綺麗です。

翌日9/17。いい天気です。富良野方面に向かいます。とりあえずセコマです。

富良野チーズ工房。TVでも紹介されたアレを喰いたいとここにきました。
時間は結構ギリギリ、16時半くらいでした。

チーズソフト!もうなんというかチーズソフトとしか表現できない味。美味!

富良野の「ジェットコースター道路」の隣にある、今日の宿。
「旅の途中」という、ドミトリー形式の「とほ宿」です。店主さんはバイクや車への造詣も深く、また、安心して泊まれる宿でした。

宿の夕食は豚しゃぶ。

翌日。9/18。まず、青い池です。
ここも空いていました。そして、確かに、青い池でした。

そして、十勝岳の望岳台。残念ながら岳(山頂)は雲の中。

日勝峠の展望台から十勝平野を撮影。
このあたり走ってると、絶景過ぎて変な声が出ます。この画像じゃ感動が伝わらないですが、ぜひ肉眼で…!

この日の宿は「ワインの国」という、やはりドミトリー形式の「とほ宿」。外観撮影し忘れました。
この宿は夕食に旨いステーキが出ます。

翌日。9/19。
ジンギスカンを食おうということで、有名な「白樺」というお店へ。
大の男3人にかかれば、もちろん、20分もかからずペロリでありますよ。

途中若干雨に降られたりしましたが、宿に到着。
摩周湖の近くにある、弟子屈(地名)の「ましゅまろ」という「とほ宿」。

宿の夕食。ここの宿のごはんも旨いです。

翌日。9/20。
見幌峠から、屈斜路湖を望みます。
これも画像では肉眼での感動を伝えられません。変な声が出るやつです。

雨の柱がすぐ近くにあるな…と思いながら、開陽台。
もちろん、はちみつソフトを食うわけです。

開陽台から、「あっちのほう」は雨の柱が見えてゲリラ豪雨になっている(赤丸)のですが。

「こっちのほう」は雲が徐々に消えていきます。

知床のほう、羅臼の海。沖に見えている島は、我が国の北方領土です。

知床峠。雄大です。

バイクを無理やり構図に入れる。

今日の宿。サロマ湖の近くにある「さろまにあん」です。ここも「とほ宿」。

「さろまにあん」の夕食。この宿は食事がとても充実していることで有名です。

翌日。9/21。
せっかくだからサロマ湖畔で撮影。めっちゃ逆光でバイクが見えません。

サロマ湖といえば北勝水産。の、ホタテカレー。

サロマ湖といえば北勝水産。の、ホタテバーガー。
両方喰ったんじゃないですよ!?念のため。

腹ごしらえをしたら、層雲峡へ。
これは銀河の滝。

流星の滝。
両方ともかなりの落差です…が…
…だめだ、やはり肉眼でなければ。

層雲峡からぐんぐん走って、本日の宿。
銭函の「小さな旅の博物館」。

宿の夕食。ほっとしますね。

私たちが泊まった部屋がすごかったので紹介したい1。

私たちが泊まった部屋がすごかったので紹介したい2。

私たちが泊まった部屋がすごかったので紹介したい3。

翌日。9/22。 深酒をした人がいたのですが、天気もいまいちなので遅く出発。
宿からは小樽のほうが近いのですが、帰りのフェリーは苫小牧から乗るので、苫小牧に向かいます。
そして、苫小牧港の、マルトマ食堂でホッキ丼で昼食。
次はホッキカレーを食うんだ…。

帰りのフェリーです。乗船を待つばかり。

フェリーでの夕食。
かなり海が荒れていて、揺れながらの夕食でした。
特に、左上のホッキサラダがとても旨かったです。

翌日。9/23。
フェリー下船一番乗りで、旅の終わりにもかかわらずテンション上がる。

同行の二人と別れて(彼らは埼玉と小田原に帰るのでさらに長旅)、自宅に帰着。
そういえば、積載装備状態をはっきりと撮影するのはこれが初めてでした。
なかなかの重装備ですが、一週間、洗濯ナシで来れました。キャンプしないからこれで済んでいます。

そして、走行距離、トリップメーターによれば2125.7Km。
タイヤの中央がまっ平になって段差が付きました…。
その後、夜になって、LINEで、同行の二人から無事帰着との連絡が来ました。
CBR1000RRの川口氏はリアタイヤのセンター部分が完全にすり減って無くなってしまっていました(怖)。

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