あ。ちなみに、タイトルは「うましかにく」です。
決して「ばかにく」ではありませんのでご注意アレ。
で、3台揃って走り始めて、国道152号の「杖突峠」にて一休み。 私がカメラを構えたのを見るや、アクションを起こしてくれた白いジャケットを着ている人がGITANES氏。 それをポカンと見てる黒いジャケットを着ている人がやちだ氏(笑)いけません。芸人としてこれではいけません。(注:彼はエンジニアです。あ。GITANES氏もエンジニアだけど) 私もあわててシャッターを押したので、若干ぶれていたりしますが、まあご愛嬌。
ちなみにGITANES氏のTZR250(白いボディカウルに赤い点線──ストロボラインといいいます──が入ってる右のオートバイ)は、いまや貴重な2ストロークエンジンを搭載しているレーサーレプリカ(あえてスーパースポーツとは呼ばない)。 |
これは杖突峠の展望台から眺めた諏訪。 見事な景色です。 ご覧の通り、ものすごくいい天気でした。 これでも23mm超広角撮影ですが、やはり肉眼で見たときのパノラマ感はだせません。 一見に値すると思うので、お近くをツーリング/ドライブする際はぜひ行ってみてください。 |
私が先頭を走っていたので、走行中にカメラを前に突き出して後ろを向かせて1枚。 実は逆光だったので、この画像は明るさとコントラストをかなり補正しています。
後ろの2台は、私がカメラを突き出したのがわかったみたいです。
…やっぱ小さいから、拡大して貼り込んじゃおう。せっかくのアクションですし。
…みんなベテランだけあって超余裕だな(笑)
この国道152号は空いていて走りやすく爽快ないい道でした。 |
国道152→国道361と通って伊那に。 ナビゲーションシステムのおかげで、あまり迷わずすぐ近くまでたどり着いたものの、すごく判りにくくてそこに見えているのにしばらく誰も気が付かなかった北野屋精肉店。 いや、だれがどうみても、これは「小太郎」だろう(笑) お目当ては桜肉(馬肉)料理。 やちだ氏は桜肉に目がないのです。 そして桜肉は伊那の名物でもあるとのことで、いろいろ評判がよいこの店をWebなどでチェックしておいたのです。 |
きた、きた、きた、きましたよー! これは、やちだ氏がオーダーした馬刺し定食。 わたしとGITANESさんは、お昼のコース料理みたいなのを頼んだのですが、それにはソースカツもついてきました。 まあここはやちだ氏の思いを尊重して、馬刺し定食の画像を採用です。 さすがにこっちのほうが馬刺しの量は多いです。
言うまでもないことですが、念のため。 |
伊那から国道361→152号と戻って、鹿峰高原にいこうということになったんですが、その途中で道の駅南アルプスむらに立ち寄ります。 とりあえずご当地ソフトは喰わねばなりますまい。 これは(ちょっと色がわかりにくいのですが)ブルーベリーとバニラのミックスソフト。 ブルーベリーもこの辺の名産だそうです。 美味。でも量が多すぎる(笑) |
鹿峰高原までの道はかなりタイトでタフな道でした。 落ち葉や砂が浮いていてかなり気を使いました。 私は先頭走者なので自分のペースで走れますが、頭を押さえ込まれた後続のCBR、TZRはちょっと走りにくかったかも。
私が参照した地図には「美和湖の眺め」と書いてあったのですが、残念ながら木が茂りすぎていて風景はあまりみえませんでした。 |
三峰川で涼しげな一枚(でも実は暑かった)。 なお、ここで停止したのは、このとき勤務先から電話が掛かってきたからです。 まあ電話対応で事なきを得まして。 |
そのとき、なにか談笑中の両氏。 モロに直射日光ですが、コントラストなどは画像処理していません。日差しの強さがわかるかと思います。 |
さて気を取り直して国道152号を南下、分杭峠(ぶんぐいとうげ)に到着しました。 途中からこの国道152号は非常に細くなり、1車線〜1.5車線道路に。 タイトな道ですが車どおりは少なく、淡々と走ります。 この峠は冬季閉鎖されるとのことですが、なるほどなあと思うような道でした。
それはともかく、私がここで案内していますのは、分杭峠の名物?「ゼロ磁場」の看板です。 |
「気場」はかなり足場が悪いのですが、多くの人が腰掛けていて、気?を浴びているようでした。 ちょっとフラッシュ撮影するのは気が引けるかなということで、有効な画像は残っていません。
その「気場」に湧き出ている水。 |
今回のお宿。大鹿村にある、「鹿塩温泉 山景館」 やちだ氏曰く「高校の運動部とかの合宿で使いそうな感じ」なんていいえて妙なんでしょうか。 部屋にエアコンはなく、残暑が厳しかったからちょっと暑かったかな…でも夜はさすがに涼しくなってきましたが。
山奥なのに、しょっぱいお湯が湧く温泉で、湯船につかると塩の匂いが漂います。
あと、この鹿塩温泉には7不思議があるそうで、時間の関係で今回は見れなかったのですが…
ほかのものはともかく、なぜ猫のノミが不思議?と思って宿の人に聞いてみたところ「猫のノミがいない」のが不思議なのだそうです。そうきたか。 この地域の猫にはノミがいなく、この地域の猫をほかに連れて行くと、その猫と、その猫から生まれた一代はノミがつかないとのことです。 また、ヨソの猫をここに連れてくると、ノミはいなくなるそうでした。 たしかにそりゃ不思議。 |
山景館での夕食。 最初は左上の品目がテーブルの上に並んでいます。 鯉のうま煮(甘露煮)、鯉の洗い、あと変わったところでは熊肉と大根と牛蒡の煮物などがついてきます。 野趣あるジビエ料理和食って感じなのですがね、これが、実に味は洗練されていました。 こういってはなんですが、「高校運動部の合宿」のイメージからは程遠く、イナカ料理って感じもしません。 鯉は洗いもうま煮も泥臭さはなく、うま煮では秘伝のタレの複雑な甘さが、洗いはプリプリした触感が楽しめました。 熊肉も臭くなくて思ったよりやわらかい。
食べてるうちに、右上の料理が出てきて、これが鹿肉のハンバーグ、ブルーベリーソース添え。
左下のはデザートのヨーグルト+ブルーベリージャム。
このほかにも、蕎麦と、まぜご飯が出ました。 |
翌朝。 おなじく大鹿村にある「中央構造線博物館」 大鹿村は、日本を分割する断層の中央構造線が露頭している地域だそうで、博物館があります。 入ってみたのですが、よくある田舎の「作っただけの博物館」ではなく、真面目に学術研究しているきちんとした施設でした。 係員の人が本当に親切に説明してくださったのですが、その知識の量と整理のされかた、研究姿勢に感服しました。 説明用台本しゃべってるだけじゃこうは行きません。本当にご自身で勉強され、研究していることがにじみでてきていました。 新潟県中越沖地震の資料(断層関連で調査しているようです)もアップデートされていて、「生きた博物館」だというのがわかります。 展示内容そのものは地味(岩石とかです)なものの、大きな岩盤ごと断層の様子を削りとって標本展示があったり、動く断層模型があったりして結構手が込んでいます。 そういったハードウェア面より、なにより、この日説明してくれた係員さんの熱意がすばらしい。 えらく長居してしまいました。 |
これは中央構造線博物館の敷地内にある、日本の「電子基準点」の1つです。 GPSアンテナで、ここで受信した位置情報を1分に1度、国土地理院に送信しているそうです。 そんなところでピースサインとかしてますが、ご勘弁を。
モロに稲刈りのシーズンで、軽トラックとか、刈り取ったあとの水田で稲を乾燥させているとか、実に生活の匂いがする画像となっています(笑) |
さて、博物館で思わぬ長居をしてしまったので、あとはお昼ごはんを食べて戻る感じに。 県道22→県道59→県道210と進んで駒ヶ根に向かいます。 ちなみに県道210、私の地図だと力強く「悪路」と書いてありましたが、まあタイトでタフな道ではあるものの、走るのが大変とか危険ってほどではありませんでした。 そういえば一回前輪が砂に取られましたが、とっさに地面を足で蹴って事なきをえました…せいぜいがその程度の道です。
これはその道の途中で見つけた木製のつり橋。 |
駒ヶ根のおみやげ物屋で売ってた高原ソフト。 旨い!!という店主の自信満々な発言に敬意を表して購入。 たしかに旨い。色が黄色っぽいのですが、ご想像のとおり、濃厚です。 |
そして同じく駒ヶ根の、これは駅前のお店で注文したソースカツ丼。 非常に肉を喰っている気になるカツ。 ご飯の上にパイナップルがのってるのはちょっとどうかと思うものの、味は旨かったです。 ガツガツと平らげてしまいました。 |
駒ヶ根から中央自動車道に乗り、岡谷ジャンクションでGITANESと別れ、やちだ氏と私は長岡へ向かいます。 給油をかねて止まった梓川SAで、以前食べてイマイチだった(ぉぃ)わさびソフトに再挑戦。 味はというと、二人とも「微妙…」 |
そして米山SAでお約束の「サバサンド」 サバのフライが挟まっていて熱々で美味、まあ200円なので高級感ある味じゃないんですが、ファストフードとしてのコストパフォーマンスは高いかと。 |