秩父で蕎麦を手繰る 5/29/2005

5/15/2005の雑記で、「蕎麦を手繰る」という話をしたのです。
そうしたら、Mixiでお世話になっている(仕事でもお世話になっている)平野さんが、このかたは自転車をなさる(MTBやロードレーサーで、レースにも出てがんばっていらっしゃいます、年間の自転車の走行距離は15000Kmとかいくそうです(^^;)かたなのですが、「秩父の奥武蔵グリーンラインの峠の蕎麦が旨かったよ」とコメントをMixiのほうにいただきまして。
そりゃあもう行くしかないわけですよ(笑)
って雑記にも書いたら、埼玉県のH?さんも一緒に行こうといってくださいました。

10:00ごろに、関越自動車道の東松山IC出口に集合、の図。
私が一番おそく着きました。ぎりぎり10時着…だったのですが、料金所で前の車がエンストして、そのまま不動となってしまい(エンジンが掛からない)、他の出口にまわっていたりしたのでちょっと遅刻。
画像の右端でタバコ加えつつ電話をしているのは、一番左のマシンCBR929RRに乗る後輩のやちださん。
じつはこの電話、勤務先からの電話でした…。
まんなかの赤いバイクがH?さんのVTR1000SP1。この中では最も硬派なマシンです。
右の青いのが私のFZS1000。この中では最も安楽志向な軟派マシンです(笑)

最も硬派なマシンについている、硬派なマフラー。
アクラポヴィッチ・レーシング・フルエキゾーストシステムのカーボンサイレンサー。
チタン製の軽量エキゾーストパイプに、カーボン製の軽量で排気抵抗の少ないサイレンサーを組み合わせたレーシングエキゾーストシステムです。
さすがサーキット向けに生まれたSP1、レーシーなパーツでもしっくり似合います。
ちなみに、「レーシング」エキゾーストシステムでして、そりゃあもう上から下までパワーがみっちり詰まったとんでもない爆…イイ音がします。
奥武蔵グリーンライン、私が先頭で、二台目にこのSP1だったのですが、なんか前の車がどんどん道を譲ってくれるですよ(笑)

ホイールはOZレーシング製のアルミニウム鍛造、これも軽量なスペシャルパーツ。
肉抜きが徹底されていて見るからに軽そうでしょう?
傷みやすく気を使うマグネシウムではなくてアルミ鍛造というところが、実用性と軽量化のイイトコどり、いい選択です。
私のみたいに「塗っただけ」とはモノが違います(笑)。


奥武蔵グリーンラインを鎌北湖方面から登って、途中にある茶店の駐車場にとめて、あたりの様子を一枚。
道幅は広くてもこの程度、バイクも自転車もクルマもハイカーも多く見かけます。この画像にもハイカーが1グループ写っています。
全線が20Km/h規制。
いい気になって走ると歩行者や自転車の迷惑にもなりますので、慎重に、ゆっくり、安全マージンを大きく取って走るのが基本です。

しかしなぜか(?)今日は前のクルマがことごとく先を譲ってくれ、とても快適なライディングでした。
もちろん決して飛ばしたりはしないのですが、やはり狭い道ですから、車とバイクでは平均速度が違います。
ですので、先に生かせてもらうと気分よく走れるのです。
譲ってくれたひとたち、ありがとう。

きっかけが「蕎麦を手繰る」だったので、ここは迷わず昼食は蕎麦ですよ。
天ざる蕎麦を3つ、の図。天ぷらは当然のように野菜の天ぷら。でも甘みがあって旨かったです。
蕎麦は、新潟のようにふのりをつなぎに使ったような喉越しはないのですが、しっかり蕎麦の香りが生きていてコシもありなかなか美味。
いっぱい薬味があったのも嬉しい。もちろんぺロリとたいらげました。
850円だったかな。山頂価格でもなく普通のレベルかと思います。
見晴らしがいい店だったので、いい気分で結構長居しました。居心地よくいさせてくれた店のおばちゃん、おじちゃん(いや私だっておじちゃんだけどさ)、ありがとう。
グリーンラインの途中ちょっと寄り道したところにある、「高山不動尊」への参道への途中にある「大イチョウ」。
大イチョウはこの画像の奥の真中の1本。
たくさんあるように見えるかもしれませんが、1本のイチョウの木です。
実物を見上げると本当に巨大で、歴史と自然の凄さを感じられます。
ああ、広角レンズのカメラが欲しくなる一瞬です。
複数人で出かけているのですもの、1つくらいはバカ画像が欲しい(笑)
参道の石段を駆け上がろうとして途中で力尽きた、の図。
参道自体も結構な急坂なのですが、この石段もまたなかなかの急な石段でして。
筋肉痛、出るかなあ。
せめて明日出て欲しい…。
高山不動尊のお堂。
関東三大不動尊だそうで、大きく立派なお堂です。
階段に座っているのはどこかのお子さんたち(笑)
ボーイスカウトのひとたちなど、ハイカーがたくさんいました。
中の撮影は遠慮させていただきました。

一応お賽銭を投げて、祈ります。
なにをって?そりゃもちろん、無事な帰宅を、です(笑)

しかしこのあと1台転倒するという事件が。
うーん、お賽銭が安すぎたでしょうか…。

グリーンラインに戻り、森の中を走ります。
まさに「グリーン」ライン、緑がたくさんある中を走って、マイナスイオンに囲まれていい気分です。
これはその途中にある刈場坂峠からの展望。
遠くはもやっていますが、なかなかの景色が望めます。
ちなみに画像の左端にいるのが929RRのやちだ氏、右端に手と足だけ写っているのがH?さん(笑)

標高818メートル。
そこそこの高さ、のはずなのですが、前回行ったところが志賀草津道路で2100メートルを超えていて、818メートルくらいだとあんまり高い印象がないです。

名物と書かれているのでとりあえず試してみる。
こんにゃく、味噌、さんしょう、ぜんぶこのへんで取れるものっぽいです。
甘めの味噌にさんしょうが効いていて不思議な香り。
個人的にはこの味噌は焼いたほうがいいかな?と思うものの、これはこれでなかなかの味でした。
秩父から降りてきて、花園の道の駅。
ジェラートがあったので喰ってみました。
「ミルクーッ」って感じで美味。
アイスクリームでもソフトクリームでもなく、ジェラートというのがまた独特の喉越しと口当たりです。
そして帰宅。長岡を囲む山の稜線(スカイライン)に、日が落ちようとしています。
手前にある街並みは長岡市の市街地の一部。
日が暮れて、このあと急速に暗くなります。

今回の走行距離は約530Kmでした。
高速が多かったので、日帰りとしては距離が伸びました。