秋晴れ中越 9/12/2004

起きたらイイ天気。
思わず二度寝しました。(ぉぃ)
でもやっぱり貴重な晴天の休日、寝て過ごすだけではもったいないので、出かけることにしました。
今回はタンデムなので下道オンリー、距離もあまりのびません。
行き先は実家のある新潟県は南魚沼郡塩沢町。
「松月」という洋菓子屋さんがあり、その店のチョコレートブランデーケーキは絶品なのです。
攻撃的な派手な旨さじゃないのですが、ちゃんとした材料をちゃんと調理したちゃんとした手作りの味です。
一直線に往復するなら、わずか150Km程度の道のりなのですが、まあバイクに乗ってしまったからにはそうはいきませんよねぇ…。

お昼ちょっと前ごろに出発。
これは長岡市のニュータウンにいくための道です。
片側二車線のわりに交通量が少なくてとても走りやすい、気分がいい道です。
私は海岸沿いに出るときは、大抵このルートを通って、薬師峠を越えて石地海岸に出ます。

それはそれとしてこの看板は…。
たぬき相手に横断禁止とかいっても通じないでしょうコレは。


石地海岸に出て、柏崎のほうに進みます。
秋晴れのいい天気で、潮風も気持ちいいです。

大きく岬を上りながらまわりこんで、この岬の上までくると、柏崎刈羽原子力発電所が目の前に見えます。


柏崎から刈羽、西山、小国町、とこんどは海岸線から山に向かいます。
これは小国町の水田。
収穫間近なコシヒカリが実っています。
ものの見事に黄金色。
もう、収穫が始まっている水田もありました。
そろそろ、我が魚沼でも新米が出回る季節です。
小国から十日町を通り抜けて「西枯木又」という集落を通って、峠の頂上へ。
かなーりマイナーな道なのですが、秋が深まると紅葉が綺麗な穴場です。
毎年かならずここには友人と紅葉見物にきます。
しかしまあいい天気ですねぇ。
西枯木又から、知る人ぞ知る峠を抜けて、六日町へ。
ふと思い出しました。
勤務先の後輩から、六日町にある「のばな」のラーメンが旨いという話を聞いたのです。
「のばな」は、六日町駅のすぐ近く。(裏)。
私の母校である六日町高校にも近い場所でした。
注文したのは「塩ラーメン」
アメリカ産の岩塩を使った透き通った金色のスープで、とても旨かったです。
直球勝負の正直な塩ラーメンですが、基本が良く出来ているのでそのまま旨い。
この間いった喜多方ラーメンのお店より、個人的には旨いと思いますねぇ。
ちなみに友人は「ネギチャーごはん」を頼んでいました。
そして塩沢町、目指すお店は駅通りにあります。
「松月」。「ショーゲツ」と読みます。
普通の小さな洋菓子屋さんですが、ここのチョコレートブランデーケーキは、はるばる都内から買いに来る人もいるくらいに旨いです。
ただ、繰り返しになりますが、攻撃的な旨さではありませんが…。
さてじゃあ早速、…て、閉まってますOTZ.

そーいえば日曜は休みだったような。

しかしご安心アレ。
塩沢町を通る国道17号沿いに、「Aコープしおざわ」という大きなスーパーがあります。
その中にも「松月」があるのです。
同じ店で、こちらは日曜も営業しています。
もちろんそこでゲットしました。

せっかく塩沢まで来たんですから、ここは行っておきましょう。
魚沼スカイラインです。
タイトなワインディングが続く結構ハードな道ですが、風景を愛でながら膝やステップも擦れるという抜群の立地です(何が)。
バイクの背景になっているのは、魚沼平野。
南魚沼郡の六日町〜塩沢町といえば、評価AAを易々と叩き出す、魚沼産コシヒカリの中でも最高峰を誇る米の産地です。
一面、水田だらけですね。
肉眼で見ると秋風に稲穂が靡いて、本当に黄金のように煌きます。
──美しいなあ──
とか、思う風景です。

今回の走行距離は大体240キロです。
出発も遅かったですし、まったく「急ぐ」ということはしなかったので、こんなものでしょう。
しかし、実は魚沼スカイラインではタンデムをやめて走ったので、ステップとマフラーに新しい寝かせ傷ができてしまいました(笑)