赤城・片品 7/25/2004

久々にツーリング。
思いついたのが前日だったので、ソロツーリングです。
長岡から近場で探していたんですが、手ごろな範囲の榛名山はなんども行っていて、でも赤城には行ってないなあと思って、赤城にしました。
関越自動車道で、渋川伊香保ICまで一度出て、そこから赤城山の南から登って北に降りるルートをとることにしました。

降ってはいないのですが、全体的に靄がかかっています。
これは関越高速道路、長岡から向かって渋川伊香保IC直前の様子。
いままでずっと山の中を走ってきて、ここで一気に都市が開ける印象があって好きです。
渋川市もそんなに大都市ではないはずですが、これまでが山の中であるため、すごく「文明圏にきた」みたいな印象があります。
ここは夜景も綺麗ですね。
高速道路なので、見とれるわけにはいかないですけどね(笑)

渋川伊香保で降りてから、県道34号─県道4号、と通って赤城山頂に向かいます。
これは県道4号沿いにあったとうもろこし畑。
このあたりでは結構盛んに作られているらしく、あちこちに大きな畑を見かけました。

県道4号が徐々に標高を増していきます。
道はいい道で、榛名山に近い印象です。
特に混んでいるわけでもないんですが、前にファミリーカーが2台ゆっくり走っていたので、時速40キロくらいでまったりと走行。
白樺が生えていたりするので、あたりを見ながら走っていました。
気温もこのあたりだと27℃程度で、走っている分には快適です。
赤城山の山頂付近。
写っている道路は県道4号。
向かって右側は牧場です。
真中に走っている黄色いクルマはホンダのS2000。
県道4号の登りで追い抜いてしまったのですが、いやオープンカーの黄色ってカッコイイですな。
頂上付近にある総合観光案内所の売店で購入した、赤城高原の牛乳と、山椒味噌だんご。
ビンが森永なんですが、これはこーいうものなんでしょうか。
この山椒味噌だんごはすごく旨かったです。
あずき(大納言)と山椒味噌の2種類があって、どちらか迷ったのですが、あずきは味が予想ついたのでこちらを選択。
あまくてしょっぱい味付けで、結構奥深い味がします。
牛乳との相性は…まあ、悪くはありませんでした。
1枚くらい、バイクだしておかないとなあ(笑)
ここは赤城大沼。
榛名山よりずっとこう、ひなびた雰囲気です。
榛名山はすぐ近くに伊香保温泉があるから、それもあって観光客でにぎわっていますね。
赤城大沼は思ったよりすいていました。
アヒルみたいなボートなのですが、のんびり足こぎとかではなくてモーターボート。
結構な音を立てながら航行してました。
馬車もいました。
この雰囲気だけは榛名湖畔といっしょです(笑)
こうしてみると、馬って大きいですね。
赤城大沼の湖畔(っていうのかな、沼でも)に、「いわな亭」っていう、外見がものすごくボロい、怪しい感じの食堂がありまして。
こりゃもう入るしかない、ということで入ってみたら、内装もものすごかった、ってなことがありました。
そこで食べた岩魚の塩焼き定食。
2尾あるのはおまけらしいです。
「岩魚の旨い食べ方はね…」と、店の主人らしきひとが、それぞれのお客さんに説明していました。
ちなみに、その食べ方なのですが、最初に頭からガブリとエラのあたりまで一気に喰う、ということに尽きるそうです。
ええ、もちろん実践しました。そして尻尾までいただきました。
カルシウム補給。
「わた」は綺麗に抜いてあり、苦味もなく塩も効いていて美味でした。
まあ美味とはいっても所詮は「岩魚」ではありますが(^^;
今回は道の画像が多いなあ。
まあソロツーリングなので、走ってばっかりですしね。

腹ごしらえも済んだので、こんどは赤城道路を下ります。
これは走行中の画像。
手前のアスファルトや木の葉などが、走ってる感じが出てるような気もします。
気持ちのいいカーブが続く爽快な道路で、すいていて快適です。
何台ものバイクとすれちがいました。
なかにはものすごい勢いでカッ飛んでいくGSX-R1000とかもいました。

赤城道路を下って、県道267から国道120号に出て、吹割の滝へ。
日本の滝100選にも選ばれているとのことですので、せっかく近くまで来たので見に行ってきました。
遊歩道を歩いていくのですが、これは滝を上からみた画像。
肉眼で見ると「思ったより大きくないんだなあ」って感じなのですが…
しかし、人間(滝の近くに立っているのは警備員さん)と比べると、決して小さいわけではないことが判ります。
でも、いまは結構水が少ないんだそうです。
これは下からの画像。
片品川が、このあたりの川底を浸食してできた造形だそうです。
たしかに、歩道を歩いてみても、このあたりは独特の地質をしているのがわかります。

今回の走行距離は大体400キロです。
軽く日帰りという感じでしょうか。