秋晴れの長野 10/4/2003

前回は日本で二番目に高い国道を通ってきたので、今回は日本一をめざしましょう。
まだ紅葉には早い時期ですが、高いところならうまくいけば見れるかも…。
前回は長野でしたが、今回も長野。
滋賀草津高原道路が、日本一高い国道です。

長岡ICから関越→北陸→上信越と乗り継いで一気に長野、信州中野ICまで。
そしてそこからちょっと走ると志賀中野道路。
あっけないくらい短い有料道路です。
普通は二輪は250円のはずですが、この日は、なにかの調査の一環だとかで100円でした。
コインを投入するとバーが上がるタイプのゲートで、無人です。
そういうタイプのものは珍しいので、写真を撮ろうと思ったのですが、すぐ後ろにクルマに付かれちゃいまして…。

志賀中野道路は国道292に続いて、あとはこれをまっすぐ行くだけで、日本最高所国道を通ることになります。
結構な天気で、気分も弾みます。
まあ、写真が見事に逆光なのはこの際気にしない方向でいきましょう。

途中にある「琵琶池」
結構綺麗に色付きつつありました。
これは道から取った画像ですが、そのとき私の隣にはカメラを構えた人がずらーーーーーーーーーっと(笑)
中には、向こう岸を歩いている人に大声で「どけ!」と怒鳴る人とかもいてちょっとヒきました…。
しかし、なかなかの美しさです。きっと今頃(これを書いているのは10/18)はもっと真っ赤なんでしょうね、全体的に。
そしてやってきました「日本国道最高地点」。
見下ろす風景もなかなかです。
標高2172メートル。ちなみに前回いったメルヘン街道が2127m。45m差で日本一。しかし一瞬同じ高さに見えるのは罠でしょうか(笑)
最高地点を通り過ぎて、ふと脇を見ます。
セクシーなワインディングが、笹の向こうに見えました。
クルマで走っても楽しそうです。
もちろん、バイクで走るのはとても楽しい道でした。
タイトすぎもせず、かといって退屈でもなく、「堪能できるワインディング」です。

この画像は草津方面と万座方面への分岐点。
今回は、長野の白樺湖のあたりで食べたいものがあったので、草津に抜けずに万座方面に折れて、長野に戻る方向でコースを取ります。

万座温泉からいくつか県道を通って戻ります。
道幅は狭いものの、他にクルマがいないものでのびのびと走れました。
ここは県道66号線で、須坂市のほうに向かっています。
ちょっと紅葉が綺麗だったので、無理やりバイクが入る位置に止めてから(笑)、一枚。
同じく県道66号にあった展望台(?)から一枚。
平野部(というか盆地部)には千曲川が。そして雲に覆われているのは黒姫山に代表される山々です。
須坂市からまた高速に乗り、諏訪で降りて白樺湖へ。とはいっても白樺湖が目的ではなくて、食い物──天丼が目的です。
すげぇ天丼らしいのです。とりあえず喰ってみたい。どんな天丼なんだろう。

超定番なビーナスライン…には見向きもせず(何度も通ってますからね)、今回は武田信玄ゆかりの大門街道を通ります。
この顔のマークが武田信玄のイメージってことでしょうか。
いわゆる「田舎道」で、とても走りやすい。
ビーナスラインが有名なだけに?、空いていて気分よく走れました。
しかし画像を見るといい天気ですねー。

そして天丼。
──。










─────っ、っ、って!?

ネタですかこれは!?
おもわずあたりをきょろきょろ見回してしまいましたよ。

お値段はたしか1600円だったかな。
ちなみに、全部食べ切れませんでした(^^;

長野とという土地柄、山菜や野菜中心のてんぷらで、甘みもあり旨いのですが、いかんせん量が…。
てんぷらですからどうしても油が強いです。
半分も喰うころには胃もたれとか胸焼けとか(^^;
ちなみにこれは「大盛り」ではなくて「天丼」です。
「小天丼」もあるので、たぶんそっちのほうが無難かもしれません。
でも、話の種に一度くらいは、この天丼を食べてみるのもいいかも(^^;

お店の名前は「利休庵」。
本業はお蕎麦屋さんです。
時期的に新蕎麦が旨そうでした。次に行ったときは、蕎麦にします(笑)

本日の走行距離は大体580Km。
うーん。今年は走れていませんねぇ。