日帰り ビーナスラインまでちょっとふらっと 8/25/2002

先週あれだけ走っておいてまたかい、とかお思いのかたもいらっしゃるかもしれませんが。
いやーだっていい天気ですよ?
休日ですよ?
これはもうバイクで出かけなければいけないでしょう(ぉぃ)
日本道路公団のハイウェイナビゲータで調べたところ、どうやらビーナスラインに乗るまでは、長岡から3時間程度のようですし。
なんだ、充分日帰り圏内じゃないか。よし、いってみましょ、長野へ。
…とか、某所のチャットで話題をだしたところ、H?さんも行くぞ〜ってことで、じゃあ諏訪ICで待ち合わせしてコラボレートしましょう、てなことになりました。
ちなみに、H?さんのレポートは先のH?村というサイトに載っています
今週も起床が6時30分AM。
すばらしい目覚め。目ぇパッチリひらきました。
平日もこうだといいんですけどねぇ(遠い目)
で、さっさと出ればよかったんですが、Webで天気予報を確認。
…ここまで先週と同じですが、決して手抜きではありません(^^;
今週は7時前には出発です。
長岡ICから関越自動車道に入ります。長岡JCTでさっさと北陸道に乗り換え、上越まできたら上越JCTで上信越道に乗り換えます。
上越JCTからの上信越道乗り換えは初めて。
なので記念写真を一枚。
走行中に映したのでピンぼけです。(よいこは真似しちゃだめです)
ところで、長岡は晴天だったんですが、上越から小布施あたりまで、「雨走行注意」の表示が。
でも私が走ったときはもう雨らしい雨は降っていませんでした。
路面に残った水が、降雨の痕跡として残っていました。
ちなみにこの上信越道、ところどころ対面通行で、思うようにペースがあがりません。
しかも、私は朝食がまだだったので、あちこちのPAやSAに寄り道してメシを喰おうと思ったのですが…開いてませんでした、喰うところ(^^;
まあそんなこんなで諏訪ICを目指します。
小布施SA(PAだったかな?)で休憩&朝食。
なんかごへいもちとかおやきとかのぼり出てたんですが、まだ屋台を組み立ててる最中でした。
とりあえず、ホワイトグレープジュースと、小布施ということで「くりアンパン」、長野ということで「りんごそしてあずき」とかいうよくわからないパンで朝食。
これを喰ってる最中に、駐輪場に入ってきたCB750に乗ってるおじいさんと談笑。
「おりゃ上越からだけど、日帰りで乗鞍いってくるんだー、あっはっはー」
豪快なじいさまでございました。
…って気がついたら結構話し込んでしまっていたので、ささっと行くぞ、ということでその場を辞してまた本線へ戻ります。
そのままずーっとすっ飛ばして諏訪ICへ…と行きたかったのですが、えーとですね、その、ガス欠寸前になってしまいまして…
で、やむなく時速70Km/hくらいで走ってました(^^;
この長野道、結構みんなペース速くて、70Km/hくらいだとかえって危険です。が、ガス欠になるのよりゃいいかと、路肩すれすれとか、よたよたと走ってました。
ようやく諏訪湖SAについて、給油しました。
せっかくなので諏訪湖を一枚。
給油してからはアクセルを開け、回転計の針をEXUPデバイス作動領域に放り込んでペースを上げます。
…とはいうものの、10キロくらいですぐに諏訪ICには到着。
H?さんをお待たせしてしまいました。10:10くらいに着だったと思います。
#ほんとは9時45分〜10時に着の予定でした。

とりあえずお約束の集合写真。
奥の赤いマシンは、H?さんの殺戮マッスィーン、VTR1000SP1。
H?さんには私の青いホイールは初お目見え。どうやらお気に召した様子。ふっふっふ、これでH?さんのホイールもいつのまにか赤くなってるに違いない(ぉぃ)
個人的には、ブラックスポークでレッドリムとかも、ボディカラーとマッチしていいんじゃないかとか思います。

ぱっとみて、私のよりもブレーキディスクが大きいですね。
これは、私のがバネ下重量の軽減を重視しており、SP1は、200キロをはるかに超えた速度からの急減速を考えて設定されているからです。
大きなスタイルももちろんちがいますが、ディティールも、お互いのテーマに向けて手を抜かずにキッチリ作りこんであります。
リッタークラスになるとコストもかけられるので、そういうこだわりが見えて楽しいです。

諏訪ICからビーナスラインを通って白樺湖へ。
白樺湖で一休みして、巨峰ソフトを喰いました。
まあなんというか…巨峰ソフトでした(笑)
私はミックス(バニラと巨峰)、H?さんは巨峰を選択しました。
食ってる最中、私たちをみて触発されたのか、家族連れのかたも何組かぞろぞろとソフトクリームを。
で、みんな巨峰系。うん、やっぱりせっかく来たんだから名物を、とか思いますよね。

この画像はビーナスラインの休憩所から白樺湖を望んだものです。
道そのものはこんな感じ

そうそう、ビーナスラインの休憩所で、上を見上げてるひとがたくさんいて、一体なにをしてるんだろう…と思ったらパラグライダーでした。
空かぁ。気持ちいいだろうなぁ。

富士見台で休憩。
じつはこの本物の富士見台の手前に小さな富士見台のようなものがありまして、そこにポルシェの大軍がいました。

富士見台からの展望
条件のいい日は富士山が見えるのだそうです。天気は良かったのですが、遠くの雲が邪魔して、ざんねんながら富士山には出会えませんでした。

別角度の展望
キレイな風景でした。

ここで御土産を買ったのですが、この売店、なんでも昨日まではストーブを焚いていたんだそうです。
「運が良いねー」とか言われて、ちょっと談笑。
長岡からきたという話をしたら、花火の長岡だよね?諏訪湖の花火も綺麗だよー、と妙に盛り上がりました。
たしかに諏訪湖の花火は、湖面に花火が移って、長岡の豪快さとはまた違う美しさがあります。
私は1度しか見たことが無いんですが、規模は長岡のほうが大きいとはいえ、美しさでは諏訪湖のそれは日本一のレベルでしょう。

そして美ヶ原へ。

8月最後の週末、てーことは夏休み最後の週末、ということでして、夏の名残を惜しみつつ家族でお出かけ、というかたも多かったようで、ビーナスラインかなり混みました。
コーナリングの楽しみはひとまず置いておいて、どちらかというと景色を楽しみます。
空気は薄いですが、酸素は濃いですね。

画像では見づらいですが、トンボがたくさん飛んでいました。なんか黒い点が見えるのがトンボです。もう秋ですよ秋。
日陰にいれば日中でも全く暑く感じないのはさすが平均標高1400m、最高のときでは1900mを超える高さを走っているだけあります。
ほんとは標高看板も画像に収めたかったんですが、混んでいるので危険だと思って素通りしました。
でも見るたびにどんどん高いところに上がっていく実感があって、なかなかいいものです。達成感とかちがうのかも。

美ヶ原で昼食。天ぷら蕎麦を頼んだのですが…だめっす(笑)
まあ、高原の空気と風景が調味料ってことにしましょう。
この時の時間が、大体1時30〜2時ごろだったでしょうか。
ここでH?さんとは、帰る方向がちがうのでお別れ。
…じつは「じゃあ私こっちいきます」と言って「許可車両以外通行禁止」の看板に打ちのめされ、すごすごと第二案の道をいきました、私。(^^;

H?さんと別れて山を下ります、と、白樺平で見事な白樺林が。
ピクニックしている人も何組かおいででした。
このあたり、ずっと日陰なので肌寒いくらいでした。

ここから、ずっと、気持ちいいワインディングロードが続きます。
ビーナスラインの美ヶ原近辺の混雑が嘘のようで、快調に駆け下ります。
走りなれていない道なのですが、さすがFZS1000、いつのまにかステップを擦っています。
途中車やバイクがいたりしましたが、マージンを充分にとった上で撃墜、じゃなくて、えーと、オーバーテイクします。
ほとんどストレスなしに山麓まで降りてきました。
コーナーを1つ曲がるたびに、気温が少しずつ上昇していく感じがしました。
実際、高速に乗る頃は、かなり暑くなりました。

今日も米山SAに寄ったので、米山SAから海を一枚
今日は夕暮れには程遠い時間だったのですが、かわりに佐渡が望めました。
画像だと見難いですが、雲の下あたりに佐渡があります。

今回の走行距離はざっと350マイル。ということは560キロです。
このくらい走ると、ツーリングした気になりますねぇ。