Safty21 6点式ロールバー

Safty21製のロールバーです。
このロールバーは6点式、ドアの各ピラーに沿って鉄の棒が這うタイプのもので、定員が変わらないというスグレモノです。
外からでは装着がほとんどわかりません。そういうところは大好きです(笑)
鉄棒の外側をパッドで覆っておけば、車検も問題なく通ります。
ダッシュボードに穴をあけずにすむのも、お手軽です。
しかし、画像を見てお判りのように、マップランプは使えなくなります。
また、キーレスエントリーのセンサーと干渉するので、そのセンサーを取り外す必要もあります。
さらに、サンバイザーも取り外さないと装着できません。

ロールバーの装着には、たとえば事故の際の生存性の向上があります。
特にラリーカーのように、転倒や転落がありえるような競技をする場合には、必須といえるでしょう。
また、ハイスピードで戦闘する、サーキットで行われるレースの際も、万一の(あるいはもっと頻繁な)クラッシュの際にドライバーを守る、鉄製の檻として装備しておきたいものです。

ほかに、これも大きな目的の一つなのですが、ボディ剛性の補強という目的があります。
わたしは主にこれを目的にロールバーを装備しました。
しかしフロアパネルには穴をあけます。そしてがっちりとボルトで固定します。
さて、剛性の向上はというと…一応、体感できます。

しかしあくまでも「一応」です。
剛性の向上よりむしろ「低下の防止」に有効だと感じています。
ロールバーをつけようとされているかたは、ぜひ早い時期に、ボディ本来の剛性が落ちないうちに装着なさることをお勧めします。
もっと縦横にパイプを繋げるタイプのものなら、剛性向上にもかなり効果的なのでしょうが、リアシートを有効に使えるタイプのものではそこまでの効果はないようです。
しかしボディの性能を維持させたいというならこれで充分。いざとなったら取り外せますしね。

そうそう、あたりまえですが重くなります。
これはバネ上に装着することになりますが、相対的にバネ下が軽くなったのか、なぜか乗り心地は向上しました。
あるいは、ボディ剛性が多少なりとも向上したせいなのかもしれませんが。