MAZDASPEED ストリート用 マフラー

昨今流行の、大口径マフラーと比べると、なんとも細いマフラーですね。
私はあの大口径マフラーというのはあまり好きではありません。
排気圧力が高く、大容量を必要とする大排気量車やターボエンジンで、そういった図太い排気管を装着するのは理解できるのですが、2000cc以下のノンターボエンジンで、(しかも公道仕様で)異様に太いマフラーをつけるというのはどんなもんかなと思います。
かえって中低速とかトルク感薄くなりそうですし。
まあ、このマフラーみたいに、一見換えてるかどうかわからないようなのも、デザイン面で不満があるのかもしれませんが(笑)
ちなみに、私はそーいうの大好きで、この、よく見ないとチューンドだと気づかれないマフラーは大変気に入っています。
アップにすると、ちょっとチューンドマフラーっぽいかもしれませんね。
終端のエンド部だけはステンレスですが、それ以外はスチール製だというのがわかるでしょうか。
え?エンド部もステンレスに見えない?
そうかも…でもステンレスです。回して走ってるんで焼けちゃいました(笑)

アイドリングはやや太めの音ですが、非常に静かです。
走行中も静かで、チューンドマフラーとは思えないほどです。
ノーマルに勝るとも劣らない静粛性。高速道路も、100Km/h巡航で負荷がないようなときは、低く乾いた音とあいまって、もしかしたらノーマルマフラーより静かかもしれません(笑)
上品なエンジンのフィールをスポイルしない設定です。さすがマツダスピード製(笑)

しかしそこは腐ってもチューンドマフラーです。
加速時は気分いいエキゾーストノートを奏でます。(エキゾーストノイズではありません(笑))
やや乾いた、少し低めの、そして十分に消音されながらも六気筒ならではのWooo…nっていう音を響かせます。
特に気分いいのは、2000rpmから3000rpmあたりです。
なんだそんな低い回転数なのか、と思うかもしれませんが、速度域にすると(ギアも含めて)30Km/hから90Km/h程度になります。
つまり、いつも使う回転域が一番気分いいんです。
最近の爆音系マフラーとちがい、深夜でも苦になるような音ではありません。

ほら、横から見るとステンレス…うーん、買ったばっかりの時は銀色だったんですが(^^;
こんがり焼けちゃってるかもしれません。

MAZDASPEEDのロゴは刻印されていて、塗装やステッカーではありません。
まあ塗装やステッカーじゃ消えちゃうでしょうけど(^^;

音などの官能的な面を除き、マフラーを換えて変わるのはふけあがりです。あるいは若干のパワーアップ。しかしまあストリート用マフラーですから、パワーが飛躍的に向上するということはおそらくないでしょう。
ふけあがりについてはエアフィルター交換も効いていると思うのですが、シフトダウンやヒールアンドトゥの時にスロットルをあおって回転を上げるとき、鋭いレスポンスを見せて気分よくギアがつながります。
これは一度体験してしまうと、もどれませんなぁ(笑)