MAZDASPEED 断熱テープ(競技用)

どの部分を画像にしているんだか判るでしょうか?(^^;
ボンネットのなか、ラジエターとエンジンとの隙間です。
上のほうにある銀色のがエンジンのシリンダーヘッドです。うっすらと「24VALVE」の一部が見えると思います。

で、この耐熱テープをどこに貼っているのかというと、排気管です。エンジンにくっついたマフラーの部分…エンジンから排気がマフラーに渡される部分(エキゾーストマニホールド、略して「エキマニ」とかいいます)にこれを巻いてあります。ちょうど画像で見るとアルミホイルみたいなヤツがそれです。

これには、ぎっしりのエンジンルーム内で、なるべくラジエターに対して排気の温度の影響を与えたくないという理由がひとつあります。
他にも理由がありまして…
断熱されるということは、排気管内の排気温度が下がらないということでもあります。
排気管内で排気温度が下がると、(排気は気体なので)体積が収縮し、結果として排気の流速が遅くなります。
このため、気筒数が多いクルマは排気脈動が設計どおりに行われなくなることがあります。
それを防ごうという魂胆です。
だから、この画像では見えませんが、後ろ側の3気筒から出るとこにも巻いてあります。

で、パワー感は…低速とかはよくなってる気がします。気のせいかもしれないけど(笑)
音はやや太い低めの音になりました。まあ音がでるとこを覆ってるわけですから、音が変わるのはあたりまえですよね。
…でもなんで太い感じになるんだろ?(^^;
え?…ひいき目(耳)?…さてなんのことやら(笑)