クラッチオーバーホール
2004年12月2日


画像左が新品のクラッチプレート、右が装着されていたものです。
ド新品、未開封の左に比べると、右のプレートは錆が浮いています。
不使用のまま放置しているとオイルも回らないため、このようになることがあります。
この錆が、高回転域での圧着不足を生み出してしまい、5速や6速でパワーバンドを保持して走っているとどうも滑る…というような動きをしていました。

ちなみにこのクラッチプレートと、フリクションプレートという板が交互に何組か(KSR2の場合はたった3組)重なり合って、「多板クラッチ」という機構を生み出しています。
このクラッチはミッションオイルに浸されるため、「湿式多板クラッチ」と言われます。
もちろんどうせ換えるなら一式ということで、フリクションプレートもクラッチカバーも新品にしました。

当たり前ですが換えてからは快調です。
毎日元気に通勤の足になってくれています。