シートにゲル座布団を仕込む
2020年6月28日


本当はもっと前に仕込んであったのですが記事にする時間が取れず…
GSX-S125のシートはGSX-R125と同じシートです。
GSX-S125は乗車姿勢がGSX-R125よりアップライトで上体が立っているので、体重を尻で受け止める比率が高く、地味に尻が痛くなります。
標準のシートは、薄いわりに柔らかくコシがあり、尻が痛くなるとはいえ爆発レベルではありません。
標準のシートでも、翌日痛くて座れないとかにはならないし、尻をずらしながら走ればずっと我慢して走っていられる、尻イタ休憩はいらないレベルの、スポーツバイクのこのクラスとしてはなかなか頑張っているシートと思います。馴らしのときは数百キロ連続走行しましたが、尻イタ休憩はしませんでした。
(グロムのシートが(ロットによるかもしれないが)めっちゃ硬くてあれは爆発しました)

と、GSX-S125標準のシートの擁護をしておいてなんですが、さりとて痛いものは痛い。
世の中には「ゲルザブ(ゲル入り座布団の略)」という、シートの上に敷いて使う便利なグッズがあって、ロングツーリングなどでは愛用者も多いようですが、スポーティーでシャープなイメージのGSX-S125のシートにゲルザブを置くのはどうも心理的に抵抗がありました。
そこで、このバイクを購入したレッドバロン亀田店に相談し、冬季預かりの間に、シートの中にゲルザブを仕込んでくれることになりました。
この画像は仕込み済ですが、外見ではまったくわかりませんね。いい仕事です。

効果ははっきりとあります。
ただ、どうも仕込むと同時に元のスポンジを(形が同じになるように)削ったりもしたらしく、残念ながら現状でも長時間走っているとやはり尻が痛くはなるんですが、かなり軽減されています。感覚的に半分、3分の1くらいにはなってる感じ。
外見を崩したくないけど尻の痛みを軽減したいかたにおすすめのカスタムです。

さらにアンコ盛りするとより痛くなくなるんでしょうけど、ちょっと保留しています。

Top of Site

Copyright (c) 2020 Takao Tamura