リアキャリア(ヤマハヨーロッパ純正)
2003年9月23日

FZS1000の問題点のひとつに、積載製がありました。
座面は広くフラットなので、載せることはできるのですが、ゴムひもなどをひっかける部分がすくなく、固定に難儀をするのです。
ツーリングに行く際に、荷物が増えたりしても大丈夫なようにキャリアをつけようというのは、実は購入して最初のキャンプツーリングで荷物の固定に苦心して以来の懸念事項でした。

で、ここにきてようやく購入&装着。
価格は明細によれば17,800円。
ヤマハヨーロッパ純正です。ワイズギア経由での輸入になるのですが、6月ごろに注文したのが一度8月に届き、ところが運送上の手抜かりでキャリアが変形してしまっていて使い物にならず、再送してもらいようやく9月の後半に入って装着できるようになりました。
取り付け説明書は同梱されていませんでした。

材質はアルミ製で、ブラックアウトされていないエンジンと同じ色に見えます。(まあ当然といえば当然)
軽量で錆びないのがメリットでしょうが、強度としてはやはりステンレス製に一歩譲るらしく、このキャリアにBOXをつけて走っていたら、キャリアの細い棒がぽっきり折れたというような人もおいでになるようです。
太い部分はグラブバーとしてもなんとか使えるかな?という感じ。
デザインは「さすが純正」というところで、キャリア部の後端がシートカウルにあわせて整形されていたりして、おさまりは良いです。
また、太いバーの、シートカウルへの接点の土台は、とりはずしたグラブバーの根元の形とぴったり一致して、グラブバーの根元に付いているラバー製のクッションを、同じようにはさめます。この辺もさすが純正というところ。

横から見たところ。
タンデムシートとほぼ面一になっており、大きな荷物もつめます。
欠点かなと思うのは、ごらんのとおり荷掛けフックがないことです。
棒が交差している箇所が結構あるので、いかようにも工夫はできそうではありますが…。