ナビゲーションシステム(ワイズギア / GARMIN StreetPilot 2610)
2006年6月10日

汎用PocketPC(Genio)+GPSアンテナで、簡易GPSを使っていたのですが、マウント位置がうまくないのと(タンクバッグの上に乗せていた)、スタイラス(ペン型のポインティングデバイス)じゃなくて指で操作するのがつらいのと、雨天対策などの使い勝手の問題から、バイク用のナビゲーションシステムが欲しいなと思っていたのです。

で、ホンダ車には「ギャザズM」という純正のナビが出ていて、いいなーと思っていたら、ヤマハもワイズギアからほぼ同じものがリリースされまして衝動買いです。
マスツーリングでトップを走ることが結構あるので、そんなときには重宝します。

この画像は、ライディング位置からのぞきこんだ感じの画像です。
バーハンドルのマウントの上にさらにマウントされるので、比較的見やすいです。
ちょっと視線が下に落ちますので、走行中の長時間の凝視は危険です。

ヨコからみるとこんな感じです。
結構上+手前に張り出しています。
まあおかげで見やすい、操作しやすいのですが、大きく高いタイプのタンクバッグとはちょっと干渉が心配です。
ナビを取り外してベースだけにしたところです。
このマウントはワイズギア製、「ビレットマウントA」というマウントです。
バーハンドルのマウントの上にされにマウントされるというのがおわかりですね。

じつは4月2日に注文しているというのに、取り付けがこんな時期(6月10日)になってしまったのは、このマウントの納期が遅かったからです。
アルミブロックから工作機械で削り出ししたあと、手作業でさらに意匠を削っています。
所有欲を満足させる丁寧な仕上げで、おかげで質感はとても高いのですが、ものすごく生産性が低く、大量生産には向かず、そのせいで納期がやたら遅くなりました。
価格も高くなります。マウントで2万円ってどうですか。鋳造にしろ鋳造に!
バイク用ナビ、そんなには市場がないだろうと思っての少量生産向けの工程にしたのが、案外引き合いが多くて嬉しい誤算、なのでしょうか?

伏せて峠を積極的に走る場合には、このマウントベースそのものも結構邪魔かもしれません。
どうしても邪魔だという場合は、画像の赤いのところのボルトをはずせば、上半分は取り外せます。
一応ベース(黒い樹脂のベース)は、トルクスねじという特殊なねじで盗難防止になっているんですが、ここはずせばマウントごと持っていかれてしまいますね(^^;

ナビ装着時の、前からみた様子。
防風スクリーンがあるので、結構目立たないかも。赤いのところにあります。
クリアではなくセミスモークやミラーコートのスクリーンならほぼ前からはわからないですね。