レディ・バード・パーツ フレーム・スライダー
2002年3月10日

転倒時に、フレームやエンジンのダメージを軽減するためのパーツです。

この効果は…体感したくないですねぇ(笑)
シンプルな白い樹脂製のものです。

このバイク、とても素直で、走っている最中にコントロールを失って転倒、というのは、かなりハイリスクな攻め込みをやっているときくらいしか思いつきません。
適当にバンクさせているくらいでは、ノーマルタイヤのME-Z4はちっともハイグリップなタイヤじゃないのに、どんな状況がきてもクリアできそうだと思ってしまうほどです。
ちなみに今日、がんばってバンクさせてみましたが、このフレームスライダーは接地しませんでした。
#世の中では、コーナリング中のバンクでコレを擦り減らすツワモノもいるそうです。

で、少なくとも走ってる最中には転びそうになく思えるこのバイクに、なんでこんなものをつけたのかといいますと。
走ってる最中意外の転倒、そう、立ちゴケを想定してのことです。
FZS1000は、シート高が820mm、搭載しているエンジンは直列4気筒、しかもホリゾンタルキャブレターなので、シートの幅は広く、そのため足つきが非常に悪いバイクなんです。
私の身長は181cmありますから、両足はつきますが、それでもいざグラっときたらかなり不安です。(ふつーはグラっときませんが)

まあいまは「立ちゴケするバイクだ」と思って乗ってるんで、そうそう立ちゴケはしないと思いますが、危険なのは忘れたころです。
何気に坂道でUターンしようとして、途中でバランスを崩し、下側に転倒…
持ちこたえようとおもって足を伸ばしても、下側だから届かない!
ああ、目に浮かぶ(笑)
そんなときでも、ダメージを抑えたくて、これをつけました。
エンジンガードという手もあったんですが、こちらのほうが軽快感が損なわれないかなと思いまして。

これは逆側。
ツーリングスクリーンのところのフロントビューをご覧になってもわかるんですが、左右で長さがちがったりします。
これはエンジンマウント金具の位置や、左右でエンジン(というよりクランクケース)張り出し量が違うからです。