ETC
2007年3月4日

オートバイで高速道路に乗るとき、チケットの受け渡しや料金支払いでとても不便な思いをします。
財布を出しにくいとか、たいていの場合は革製などの防護を重視したグローブをしているため、薄いものや細かいものをつかんだりすることが難しいのです。
で、後ろに並んだ車から「たりーなー」というような視線を受けつつそそくさと発進し、一度料金所脇に止めてからきちんと格納して(だって走行中に飛んでしまったら大変です)再発進する、というようなことをします。
4輪車用のETCが流通し始めてから、「オートバイにこそETCを!」と思っていました。
オートバイ用のものは、振動や雨、それに積載場所など、四輪用に比べるとかなりシビアな条件をクリアしなければならないのです。
そうしましたらモニター運用が始まり(これは友人のCB900Fホーネットに乗っている「わせ氏」がモニター運用していました)、いよいよ一般運用になり、市販品が発売されました。
もちろんすぐに注文したのですが、込み合っているらしく届いたのがつい最近です。
アンテナのフィッティングです。
メーターパネルの上にちょこんとマウント。
モニター運用時のアンテナはかなり大きかったのでこんなことはできなかったのですが、これなら大丈夫。
ちゃんとまたがって確認しましたが、視界の邪魔にもならず、またメーターの情報が隠れることもありません。
いい仕事してくれます、レッドバロン長岡店、工場各位。

伏せても大丈夫。というか伏せたときはむしろハンドルポストにあるナビシステムマウントがちょっと視界の邪魔に。
まあ最高速チャレンジでもしない限り邪魔になるような位置ではありませんが。

カードホルダを兼ねる本体はシート下に設置。
モニタ運用時のものと比べるとずいぶん小さくなりました。
モニタ運用時のものに関しては、ツーリング記のホワイト餃子 8/6/2006の4つ目の画像をご参照あれ。
面積にして半分以下というところです。
本体を開けたところをちょっと拡大。
銀色の小さな四角形のところがIC端子で、ここにETCカードの金属端子をあわせるようにカードを入れます。
カードは脇から差し込むように入れるのですが、この部分が完全に見えなくなっている四輪車用のものと比べるとなんともシンプル。
本体は密閉式で防水になっています。さらにシート下なので二重に水から守っています。
実際にETCカードをセット。白いカードがETCカード(の裏面)です。
私は自動車と兼用するので、普段はここはからっぽです。
ものの見事に光が反射して白飛びしてますが、まあ実際にはこの面には署名とかしてあるわけで、これはこれでよし。です。