ドレンボルト
2001年8月21日

改造といえるほどの改造ではないのですが、ドレンボルトを変更しました。
慣らし終了後に変えたんですが、その性質上、慣らし運転にこそ変えるべきだったかもしれません。
このドレンボルトは、ボルトの先端に強力な磁石がついていて、オイル内の鉄粉を吸着することを狙っています。
オイルフィルターを通過してしまうような小さい鉄粉でもこれでキャッチしようというわけです。
まあ、本当のところどのくらい効果があるものなのかは判らないんですが。

私はこのバイクに長く…10年くらいは乗りたいため、給排気系や点火系、また燃料供給系などの「パワーアップ」に関する改造は今のところやるつもりがありません。
#まあ実際、パワーはこれで十分です。上をみればきりがないですし。
ですので、基本的にノーマルで乗りますし、このバイクに手を入れるとしたら、基本的にひたすら「耐久性を高める」方向です。
よりパワーを上げるという方向ではなく、できるだけ長く新車時の性能を維持するというのが基本方針です。
個人的に、パワーアップは、それだけエンジンやフレームにストレスを与え、長く乗りつづけることを考えると得策ではないと思っています。
これはクルマや以前乗っていたバイクをイジリ倒したことからの反省です。
パワーをあげればフレーム寿命もちぢみますし、補強が必要になります。
エンジン自体の耐久性も低下します(3年くらいではわかりませんが…)。
エンジンはオーバーホールなどいろいろリフレッシュする手がありますが、フレームは劣化すると復元は大変です。
もし、動力性能や運動性能に不満を感じた時は…ベアリングやスプロケットやチェーンといった駆動系のロスをなくしたり、マグネシウムホイールなどでのバネ下軽量化をすることになると思います。
もちろんこれは現在の私の考えでして、こういったことに関する考え方は千差万別です。私も、以前は改造しまくってましたしね。

ところでこのドレンボルト、クルマのは最初から磁気を帯びているタイプのものが多いようですが、バイクは一般的に普通のボルトを使っているので、こういうアフターパーツが商売として成立します。

いちおうブルーアルマイト塗装になっていて綺麗です。ボディとおそろいのカラーです。
…とはいっても、下回りを覗き込まないと見えないんですが(笑)
価格は2,200円。高っ!
足元みてますなあ(笑)