MAZDA FAMILIA S-WAGON SPORT20 ご紹介
2002年3月24日

忘れもしない…えーと、いつだっけ…雑記を確認中…(忘れてる忘れてる)
ああ、あったあった。2001年12月の2日に買って、同22日に納車されました。
マツダ・ファミリア・Sワゴン・スポルト20。
雑記のなかでも書いておりますが、ランティス用にスタッドレスタイヤを買いにいって、このクルマを買ってきてしまいました。
購入から、コーナー作成までの期間が開いているのは、冬タイヤ装着時じゃない画像を使いたかったからです。
ファミリア・Sワゴン・スポルト20はこんな感じです。
私はライフスタイル的に、ワゴンを必要としないのですが…、そしてセダンにもスポルト20はあったのですが…セダンのほうが剛性面や耐久性では有利ということもわかっているんですが…セダンにはこの色がありません。
ひどいやマツダ、なんてしうちだい。
…ええ、クルマの選択に色は大事です(笑)←色で選んだヤツ
しかしこのクルマ、断じてワゴンではありません。
この角度からだと余計に短く見えますが、リアオーバーハングが同型セダンより短いワゴンなんてワゴンじゃないやい(笑)
マツダも、そのようにツッコまれることは予見していたらしく、「Sワゴン」(ショートワゴン)という名前を付けています。
ですが、これは5ドアハッチバックです。

で、このクルマですが、私はそれなりに気に入っています。
友人や家族には、「乗り心地がよくなったね」とおおむね好評です。
そりゃ、まあ、ランティスはアレでしたからねぇ…(遠い目)
ついこのあいだ、夏タイヤに履き替えたんで、ちょっと限界走行してみたんですが、その領域まで踏み込むと、ひっくり返りそうになるほどロールします(笑)。
戦闘仕様の硬い足、強い腰だと、ついつい峠ではアクセルをふみがちになるのですが、このクルマは、ノンビリと景色を愛でながらドライブを愉しむ、という感じで、アクティブセーフティ面ではいいかもしれません。
「ピュアに走りを愉しむことに特化していない」…ってそりゃ、そうですぜだってワゴン…否、5ドアハッチバックですもの。
現在は走りを愉しむ分野ではバイクを憶えてしまったので、私がクルマに求めるものは、ランティスの時とは変わっています。
快適性、静粛性、そしてストレスなく走れる程度の運動性能と動力性能、乗りたいと思うスタイルと色…まあそんなとこでしょうか。
…って言ったら以前の私を知る友人から「楓等さんの場合の「ストレスなく走れる程度の運動性能と動力性能」って…(¬¬)」とか言われたりしましたが、そんなことはさておきまして。
そのくらいだと、このクルマは充分に役をこなしてくれます。
一生懸命にスポーツするというステージまで追い込むと、限界の低さや動力性能の物足りなさが現れます。
しかし、ちょっとスポーツ、という時は、この車はまさにそのために設計されたんじゃないかと思わせるくらいに楽しく走れますよ。

もともと1500ccDOHCを積むはずのボディに2000ccDOHCを搭載しているわけで、普通に使っている分にはパワー面でのストレスなんて存在しません。
小さいボディに大きなエンジンを押し込むという、私が大好きな、伝統あるチューニング法は、今でも充分に効果をあげていると思います。
なんだかんだいって、このクルマ、乗るの楽しいです。
ちゃんとアクセルとブレーキを踏める人間が操っているときは、意外なくらいに速いですよ。
…足やわらかいけど(^^;


で、これがサイドビュー。
リアサイドドアにある文字は「SPORT20」です。対照色っぽくてかなり目立ちます。
リアセクションの短さが印象的です。軽快な印象があると思います。でも…やっぱりこれは5ドアハッチバックだと思う(笑)
フロントオーバーハングもそれなりに短い感じ。
レイアウトを工夫すれば、もっとホイールを前にもってきてオーバーハングを切り詰めることもできるのですが、そうすると、エンジンよりも前にフロントタイヤがきてしまいます。
そうなると、発進時や加速時のトラクション面で不利です。
ですので、FFは、エンジンをフロントタイヤの上にもってくる設計をとっているメーカーが多いです。

リアサイドウィンドウのスモーク処理は、フィルムを貼ったわけではなくて、標準仕様です。
これ、個人的には凄く下品に見えて嫌いなんですが、リア席に乗った人からは「眩しくない」「暑くない」とおおむね好評。
また、友人は「夏、子供がいるとすごくありがたい装備だ」といっていました。なるほど。

一応エアロがついていますが、これも標準装備。
高速域でのコントロール性の向上が確認…できてません(笑)
効果のほどは…まあ、カッコいい気がするという程度かと。
個人的に、クルマはデザインそのもので美しく(カッコよく)あって欲しいと思っていて、大きなエアロなどでベースデザインの悪さを誤魔化すような手法は嫌いです。
このため、基本的に大きなスポイラーは嫌いなのですが、まあこの程度ならいいかなとも思います。ラインを崩さない程度で。

リアを切り詰めているため、伸びやかな感じはしませんが、凝縮感がよく出ていて、ちょこちょこ走り回りそうな印象のサイドビューだと思います。
基本的に、「やんちゃ系」ですな。

フロントビュー。
やっぱり、やんちゃ系。
以前乗っていたランティスは、やる気なさそうな目つきの悪いフロントだったのですが、このクルマはどちらかというと溌剌で活動的な感じではないでしょうか。
マルチリフレクター式のヘッドライトはスポルト20だけ4灯で、これはロービームにディスチャージランプを使っているためです。
ディスチャージランプは非常に明るくて夜間走行も安心です。
真っ白な光はなんとなくカッコいい気もします…が、色温度が高すぎる(青白い)と、実際の明るさの割に体感で明るく感じないということも多く、最近のメーカではディスチャージランプでも、色温度を下げる傾向にあると聞きます。
最近はやりの、丸い内蔵式ウィンカーをつかった現代風な顔です。

バンパーに装着されている丸いランプはフォグランプです。
標準装備でした。明るさはまあ気休め程度、見た目でっかいのですが、こけおどしという感じ。純正ならばこんなものでしょう。
もっとも、フォグランプというのは、周りを照らして見やすくするものではなく(それはヘッドランプの役目)、濃霧や悪天候時に点灯させて、自車の位置をアピールするためのものです。
その性格上、ヘッドランプよりも光を散らばらせる傾向にあり、高照度なフォグランプは対向車や歩行者にとって迷惑なだけでなく危険でさえあります。
その点、これは、役割に徹した、対向車や歩行者にもやさしいフォグランプです。
ただ、低い位置にある(補助灯の光軸はヘッドランプの光軸より低くなければいけないと車両法で規定されています)ので、石や雪などによる破損がちょっと心配ではあります。
デザイン的には、もうちょっと小さいほうが好みですが、だからといって十分機能を果たしているものをわざわざ交換しようとまでは思いません(笑)
さらに言えば、フォグランプはこれについているホワイトタイプよりも、イエローのほうが好きですし、役割目的に適っていると思うのですが、最近は流行らないみたいで、黄色いフォグランプはあまりみかけませんねぇ。

エアロバンパーも標準装備。
フロントスポイラーを装着したのではなく、バンパー一体式なので壊れにくいと思います。
バンパー一体式ということは取り外すこともできないということで、通常バンパーとの比較走行などは不可能なのですが、空力的な効果も多少あるのでしょう。
とはいっても、この程度では、機能パーツというよりはドレスアップパーツなんでしょうね。
なんとなく精悍な顔つきにも見えるから面白いです。

やっぱりやんちゃ系なリア周り。
マイナーチェンジ前は、もうすこし落ち着いたリアコンビネーションランプだったのですが、私が購入する2日前(笑)にマイナーチェンジして、このリアになりました。
ブレーキランプとテールランプは兼用で、赤い部位の上半分が発光します。
その下にある丸は、上がウィンカー、下がリバースランプです。

リアハッチの左右についているバッジは、左側に赤い字で SPORT20、右はシルバーでMAZDAです。
リアランプもうまく小さくデザインされていてリアハッチの開口部はなかなか大きいです。
大きなリアハッチは、剛性面では不利ですが、使い勝手はとてもいいですね。

黒いリアガラスも標準。中から外を見るときは、こんなに濃く見えないんですが…やっぱりちょっと下品に見える気がします。
リアワイパーは、この手のハッチバック車には必須といっていいんじゃないでしょうか。
以前乗っていたランティスは、リアガラスがもっと寝ていた上に、リアデッキもあったので、リアワイパーの必然性というのはあまり感じなかったのですが、こういう切り立ったリアエンドを持つクルマですと、クルマの後ろの乱流が雨やドロを巻き上げて、リア一面がものすごく汚れます。
これがセダンタイプであれば汚れるのはバンパーとその上のトランクの終端だけのはずですが、このクルマのようなハッチバックやワゴン車は、リアガラスまで汚れます。
実際、雨天走行中はリアワイパーがないと不安です。

リアハッチにあるスポイラーは、ちょうどいい日除けになって後部座席を快適にしています。
デザイン的にも、この位置にはスポイラーがあったほうが好みです。あんまり大げさなのは嫌いだと前述しましたが、この程度ならアクセントになっていいかなと。
リアアンダースポイラー(バンパーの下)もちゃんと装着されていて、ちょっとお洒落な感じ。(これも標準装着)
純正マフラーが細くて迫力が無いのは、ご愛嬌(笑)

いちおうワゴンということで、ラゲッジルームも。
ご覧の通り、広いわけではありません。これはサイドビューをご覧になってもお分かりだと思います。あんなに短くて広いはずがないですね(笑)
でも、コンパクトな中で、最大限のラゲッジスペースを確保しようという工夫は随所に凝らされています。
たとえば、リアホイールハウスの張り出しは極力小さくして、広いフラットな領域を確保しています。この画像からも、タイヤの張り出しが上手にまとめられているのを見て取ることができると思います。
また、床下にサブトランクもあって、私はブースターケーブルと三角反射板と、タイヤ交換用クロスレンチをそこにいれています。このため、普段はラゲッジスペースにはなんにも入ってません(笑)
#いや、だから、ライフスタイル的にはワゴンいらないんですよね(^^;

4人乗ってしまうと、まあ荷物はそれなりにしかつめないんですが、リアシートもスライドするので、これを最前にだすとかなりラゲッジが広くなります。
もちろん、その分後席居住性は悪くなるんですが、なかなか使える機能です。
まあいざとなったらリアシートを倒してしまうという手もありますし、そうすると広い開口部とフラットな底面のおかげで、かなりのものを積載できます。

画像には写っていませんが、もちろんラゲッジルームランプもあります。
荷物の移動を抑えるロープのフックをかける金具もあって、いちおうワゴンしている感じです。
ラゲッジトレイがハッチから釣り下がっています。このおかげで何を積んでいるのかは覗き込まれてもわかりません。まあもともとスモークガラスなのでわからないといえば判らないんですが。
それなりに丈夫なトレイで、ティッシュBOXなどは置けますが、もちろん重量物は無理。スピーカーをマウントするのは危険です。

ちなみにCDチェンジャーは、助手席の下に置いてあり、ナビゲーション装置は運転席の下に置いてあります。
せっかくいろいろに使えるラゲッジスペースを台無しにしたりしますからね。それに、サブトランクも使えなくなってしまいますし。

FS-ZE型直4エンジン。
排気量は約2000cc。ピークパワーは6800rpmで170ps(125キロワット)。ピークトルクは18.4Kg・m(180N・m)。
クルマ用エンジンとしてはピークトルクの発生回転数が高いですね。
エンジン本体で見ると、とりたててハイパフォーマンスなエンジンではないんですが、それでもそこそこ楽しめます。
軽量なボディと、ローギアードなファイナルが効いているんでしょうね。
体感トルクは、けっこう太いです。

音はとても静かです。
しかし、それなりに低く、加速時は太い感じの排気音を奏でていて、まあいい気分。欧州車のイメージに近いかも。
もうちょっと音を響かせてもいいのに、と思うのは、改造マフラーになれているせいでしょう。

真っ赤に塗られたスチール製のストラットタワーバーは標準装備でした。(元から赤かったです)
細い感じもしますが、アルミではなくスチールなので、こんなものでしょうね。

もともと1500cc向けのところに2000ccを押し込んでいるので、かなりぎっしり詰まっている感があります。
整備性と通風性=冷却の面では不利ですが、眺める分には、いろいろ詰まってるほうが楽しいですね(笑)
大きなエンジンではありますが、4気筒なせいか、それほどフロントヘビーには感じません。

標準装着のアルミホイールです。サイズは16インチで、このボディ、エンジンのつりあいを見ると最大サイズじゃないでしょうか。
同じクルマのフィールドブレイクシリーズは17インチホイールを履いていますが、それはちょっとオーバースペックではないかと思います。
タイヤは195/50R。標準装着銘柄は、私のはADVANの…えーとなんだっけ(^^;
まあ、「そこそこグリップする」タイプです。決してハイグリップタイヤではありませんでした。だからというかなんというか、乗り心地はまずまずです。

気に入らないのがいくつかあって、まずは、5穴であること。タイヤ交換するのに面倒くさいんです。たった1個の違いですが、それでも違うんです。
また、5穴用ホイールは、やや高めです。4穴ならば、軽くて安いホイールはけっこうあるんですが・・・。
他のグレードは4穴なのに、スポルト20だけ5穴にしたのは何故なんでしょうか。スポルト20は他グレードに比べれば確かにハイパワーですが、それにしても170ps程度。重量的にも他グレードとそれほど増えるわけでもなし…もしかして5穴のほうがカッコいいということに世の中ではなっているんでしょうか。
あとは、タイヤとホイールのサイズが中途半端であることです。
タイヤは先述しましたが、195/50R16。めちゃめちゃ半端です。205/50R16なら結構銘柄もあるんですが、こんな半端なサイズでは銘柄をあまり選べません。私はタイヤサイズはクルマの性格を決める重要な要因だと思っていて、また設計者もそのことを考えて公道使用で最適なサイズを選択したと信じています。ですから、基本的にインチアップは(公道で乗る分には)しない人間です。
っていうかインチアップしたら205/45R17になっちゃいます。なんかボディに悪そう…。
ホイールサイズも半端です。16×6JJ!。
どのくらい半端かというと…同サイズのリプレースホイールがないくらいに半端です(^^;
ホイールは、できれば、軽量の鍛造アルミ製品にしたいと思っている(タイヤ交換時に計ったらタイヤ+ホイールで16キロもあった…)んですが、この点は困っています。せめて6.5JJなら…。
ボディの耐久性や、乗り心地を考えると、これ以上のインチアップはしたくないんですが、うーん…。

乗り心地がいいと書いてきましたが、サスペンションシステムにもかなりの工夫が凝らされているようです。
マツダは、FFのストラットサスをやらせたら世界一ではないかと思ったりもしているんですが、非常に上手にセッティングしてあります。
サスペンションの真価は方式ではなくてセッティングで決まるということをわからせてくれるストラットです。
微低速時の突き上げ感を良く抑えてあるわりに、Gをかけてコーナリングするとキチンとふんばります。作動バルブを分けて設計してあるのでしょうか。
ロールセンターもずいぶん高いところにある印象で、ワゴンということであえて柔らかい脚で、そのためロールはするんですがロール自体は穏やかです。
前の方にひっくりかえるほどロールする、と書いてありますが、それはかなり攻め込んでいった場合です。
前後のグリップバランスもいい感じで、またギャップがあるところでも常にタイヤのある程度の面積を執拗に接地させようとがんばっている感じが伝わってきます。
スポルト20には前後ともスタビライザーが装着されていて、コーナーで地面をつかんでいる感じは他グレードよりも向上しているんでしょう。
限界そのものはそれほど高くないのですが、限界を超えてからの挙動はやさしく、安心して「ちょっとスポーツ♪」できる足回りです。
これは、タイヤの性格も関係しているんでしょうね。
個人的には、走りを愉しむならもうちょっと硬いほうが好みですが、ワゴンとしての使用を考えるとこのくらいが妥当かもしれません。
そこそこロールするので、精神的に戦闘モードにはいりませんし、アクティブセーフティ、かも?(笑)

ドライバーズシートからの様子。
たしかインテリアテーマは、ブラック&チタンカラー、だったかな…。
全体的な質感は、「まあまあかな」といったところ。
一応トップグレードなので安っぽくはないんですが、もともとがファミリアですし、高級な印象もありません。
まあ私は高級車が欲しいわけではないので、特に不満はありません。
ああ、センターコンソールの脇が「カーボンっぽいプラスチック」なんですが、これがちょっとイヤかな。
とはいうものの、こんなとこに本物のカーボンつかってコスト上げてたりしたらそれはそれでイヤです(笑)

ナマイキにもナルディ製の革まきステアリングホイールが標準装備です。
このステアリングは、スポルト20オリジナルらしくて、デザイン的にも結構派手で「ブラック&チタンカラー」のポイントにもなっています。中央にある、でっかいマツダマークがなんだかなという気もしますが、握りやすいよく考えられたステアリングホイールです。
ステアリングホイールとシフトノブは、重要なマンマシンインターフェースなので、ちゃんとした素材や設計がいいですね。

メーターパネルはシルバー(グレー)地に黒文字。そして針が赤。競技車の後付けメーターのような雰囲気です。
もっともスポーティーなグレードなので、演出でしょう。必要な数字も十分に大きく、走りながらでも見やすいメーターです。
左の円内にあるのが、ATのシフトインジケーター(私がATに乗るんなんて信じられないとか言われた)と水温計と燃料計。
中央の大きな円が速度計。
右の円が回転計です。レッドゾーンは7000rpmをちょっと超えたあたり。レブリミッターがついているかどうかは、試してないのでわかりません(笑)

コンソールパネルもシルバーで、雰囲気をそろえています。
収まっているのは、メーカーオプションのDVDナビゲーションシステム。
DSC(ダイナミックスタビリティシステム)を付けたら抱き合わせで着けられてしまいました(不平タラタラ)。が、なんだかんだいって重宝はしています。
FMやCDやMDなども、この画面でコントロールします。
メーカーオプションなので、サイドブレーキと連動していて、走行中はTVが写らず、音声だけになります。
このグレードは標準で6スピーカーシステムがついてきます。
スピーカーは各ドアに1つ、そしてドアミラーのところにツィーターがついています。
音質は普通です。あたりまえですが純正装着なので、ものすごい高音質を期待してはいけません。このシステムは、それでも、きちんと音楽を聴けますし、今後も交換は考えていません。
もっとも、クルマでどんなに音楽環境に凝ったとしても、エンジン音やロードノイズや風切り音が邪魔しますね。

ナビゲーションシステムの下、円が3つあるのが、エアコンのコントロールです。
ボタン式のほうが高級感があるかもしれませんが、わたしはこのダイアル式のコントロールは好きです。
操作もしやすく、間違えにくいですし、シンプルで機能的です。

最近流行りの、セミオートマ(?)。マツダでの名称は「アクティブマチック」。ゲート式なもの昨今の流行ですね。
なんでATにしたかというと、MTの設定が無かったんです(笑)
正確には、4WDにすればMTもあったんですが、このクラスのクルマだと冬でも4WDはなくてもいいですし、普通に走る分にはFFのほうが軽快だしということでこちらを選びました。
ゲート式ですので、シフトレバーにはボタンがありません。
Dのところで左に(画像では上に)動かすと、マニュアルモードになるのはご想像の通り。ちなみに4ATでレシオはかなりワイドです。
ゲームセンターのドライブゲームとギアのアップダウンが逆で、ゲームやるときはいつも間違えます(^^;
シフトノブもツートンカラーです。ちょっと見にくいですが、シルバーグレーとブラックのツートンになっていて素敵な感じ。たしか素材は本革のはずなんですがあんまり印象がありません。ATだから走行中にそれほどは触れないんですよね。

このマニュアルモード、もっとも使わない装備の一つだろうと思っていたのですが、乗ってみると案外使います。
見てのとおり、2速レンジやオーバードライブオフのボタンがないですから、エンジンブレーキが使いたいときは、マニュアルモードでシフトダウンしています。
シフトのアップダウンは、MTや、「本物の」セミオートマ(トルクコンバーターではなくて電磁クラッチのほう)と比べてしまうとどうしても1テンポ遅れる感がありますが、それでもトルコンタイプとしてはかなりがんばってシフトのアップダウンについてきます。
冬タイヤから夏タイヤに変えたときに走りこみのテストをしたんですが、このATをちょっと見直しました。

シフトのちょっと前(画像だと右)にはフタ付きのカップホルダーがあります。
前のランティスのときはこれがなくて難渋した覚えがあります(^^;
ちょっと浅くて、500mlペットボトルだと、ちょっと安定不足ですが、それ以外はおおむね満足です。

夜間はこんな感じです。
フラッシュを焚かなかったらシャッタースピードが遅く、手ぶれしてしまってますが…
シルバーグレー地に黒文字だったメーターが、アンバーレッドの透過光メーターに変わります。
普通のクルマだと、緑色っぽい光が多いと思うのですが、あえてこの色にしたのは「ホットモデルだ」ということの演出らしいです。
昼間みると透過光っぽくないのですが、面白い処理ですね。

この明かりは、室内の全イルミネーションを通じて共通で、シフトレバーのインジケーターや、エアコンスイッチはもちろん、DVDナビのコントロールスイッチまでぜんぶこの色で統一されます。このへんはさすがメーカー純正オプションといったところでしょうか。
もう慣れたのですが、最初、白黒が赤透過光に変わった瞬間は新鮮な驚きを覚えたものです。