3/21/2001 - セキララ大型自動二輪教習 第一段階一時限目 |
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欲しいバイクが1000ccであるということで、大型二輪免許を取得することにしました。 実は昨日、途中でバイク屋(レッドバロン)に寄って、仮発注してしまいました(笑)。 欲しいバイクはヤマハのFZS1000というバイクです。私が欲しい色は青。 もっとも、いま発注したところで、このバイクは逆輸入車なので、納車はゴールデンウィークに間に合うかどうか怪しいところだそうです。 というわけで、免許は取らなきゃならんだろうということになり、本日から通い始めました。 学校は新潟県長岡市の関原自動車学校。自宅からクルマでおよそ15分。ただ、そこへいく道のほとんどが片側二車線なので、渋滞の影響は受けにくいと思います。 夜間教習で108,000円を前金で支払います。 大都市部の教習はもっと安いところもあるようですが、まあこのへんは大体こんな価格でしょう。 18:10〜19:00、19:10〜20:00の二時限があるのですが、勤務時間を考えると、19:10〜20:00のコースになります。 しかしまだあたりには雪が残ってます。夜間教習の寒いこと寒いこと(笑) でまあ、復習をかねて、その日にやったことをここに記していこうと思います。 まとまった時点で、別コーナーにするかもしれません。 ちなみに、普通二輪免許を持っている場合は、最短で第一段階が5時限、第二段階が7時限の合計12時限だそうです。 さて…何時限オーバーすることやら。 ちなみに目標は6時限以内。
本日のメニューは、最初ということで、取りまわしと引き起こしです。
取り回しができたら、外周を回ります。
内回りでは、長い直線の途中で障害物となる停止自動車が設置されています。
本日注意された点は、
サイドスタンドは盲点でした。 いつもまたがってから解除していましたし、立ててから降りてました。 私のグースは小さいバイクだから、そうやってもバランスなんて全然崩れないんですね。 ブレーキやクラッチは、峠などを走るときのクセでついつい2本指でかけてしまいます。 何しろ私のバイクにはパワーがないため、パワーバンドをキープするために7500rpmを保持したまま半クラッチを使って後輪のトラクションをコントロールしてコーナーをクリアする、というようなテクニックを日常的に使っていました。 これは意識して直さないと…。 また、私のバイクはハンドルがとても低いため、どうしても伏せる姿勢になってしまいます。 教習車はハンドル位置が高いので、姿勢がどうも猫背気味になってしまうようです。これも注意しないとだめですね。
そうそう、今日は許してもらったのですが、紐付きの靴は望ましくないそうで、次からは長靴で参加することにしました。 |
3/23/2001 - セキララ大型自動二輪教習 第一段階ニ時限目 |
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本日は右左折の教習を行いました。 昨日に比べれば温暖でしたが、雨が今にも降りそうな天気で、実際にコースにでたらすぐに黄砂交じりの雨がパラパラと降ってきました。 そこで一度車庫に戻って雨具を装着しました…ら、晴れやがった(^^; 右折、左折はまあ、いつもやっていることですので特に問題なく、進めることができました。
針路変更をするのは、交差点の手前30mくらいからですから、ウィンカーを出すのは、さらにその手前30〜15m(速度によって違う)になります。 ちなみに「左折の場合はどうなるんでしょう」と聞いたら 「同じです。コースでは左に寄っているので、実際には針路変更のアクションはないのですが、公道では比較的真中を走る場合もあるので、一応、左に針路変更という意識をもって訓練してください」 とのことでした。ふむ、なるほど。
750はやはりパワーがあり、また直線では十分に加速するように指導されることもあって、直線がすぐに終わってしまいます。
今回注意されたことは、
速度が速いために、十分手前で交差点の左右を確認し、早い時点で曲がるか停まるかを決断しなさいといわれました。 これは、直接安全に関わることですから、意識して直そうと思います。 |
3/24/2001 - セキララ大型自動二輪教習 第一段階三時限目 |
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今回は、一本橋と坂道発進と不整路でした。
一本橋は視線とニーグリップが決め手です。
坂道発進は、リアブレーキをかけたまま半クラッチをあて、リアブレーキを解除しながらスロットルをあけつつクラッチをリリースします。
不整路はスタンディングポジション(立ち姿勢)で乗ります。
今回注意されたことは
ハンドルでバランス、というのとニーグリップというのは関連があり、この点を注意されてからは安定度が増したようです。 立ち姿勢は、私はオフロードバイクに乗っていたころのクセがでているらしく、腰と膝を曲げ、全身でショックを吸収する態勢にはいってしまい、何度も「もっと腰を前に」と注意されました。 しかし、フロントを持ち上げる(凸部に乗り上げる)のだから、その瞬間はリア荷重にすべきなんじゃないかと思うのですが…? バランス区間を抜けてすぐに交差点に入るのですが、バランスに気をとられすぎて確認などがおろそかになりがちです。 前方の優先道路はもちろんですが、優先道路に入ろうとする別のクルマがいるかなど、注意が必要です。 |
3/24/2001 - セキララ大型自動二輪教習 第一段階四時限目 |
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今回は、スラローム・クランク・S字でした。
スラロームは、大体2速でクリアします。
クランクは、ちょうど一本橋が曲がっているというような雰囲気でクリアします。
S字ではギアを2速に上げ、やはりパイロンに触れないように、スムーズに走り抜けます。
今回注意されたことは
スラロームに集中しています(笑) スラロームが上手なひとは、リーンウィズで、頭部がほとんど動かずにバイクと体だけが振り子のように振れていきます。 私はここで、上体のバランスが上手く取れませんでした。 普段乗ってるのが軽量ものなのでヒラヒラ感が違うということもあるんでしょうけれども、教習車でスラロームすると、体重移動とバイクの動きがマッチせず、このために上体が安定しなかったり、頭が動いたりしてしまいました。 特にアクセルワークは、自分のバイク(単気筒)のクセが染み付いているらしく、750cc4気筒の教習車とはリズムが違う(あたりまえだ)ので、苦戦しました。 開け方も荒っぽかった気がします。 上体が安定していないのは、ハングオンのクセが抜けず、つい、「肩からスラロームに入る」からということもあるかも… …もしかしたらただ単に運動不足で体がついていってないのかもしれないけど(汗) …冷静に考えてみると十分にありえるような…(汗) 教習時間の後半にはそこそこできるようになったのですが、しかしやはり不安が残ります。 このため、本来は次回で「みきわめ」なのですが、もう1時限、この「スラローム・S字・クランク」を練習することになりました。 あ。1時限オーバーしてる(笑) しかしせっかくお金を払って教えてもらってるので、どうせなら自信がつくまでみっちり身に付けます。 時限オーバーは残念ですが、ここは一つプラスに考えましょう(笑) |
3/28/2001 - セキララ大型自動二輪教習 第一段階五時限目 |
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冷たい雨がふる、寒い教習でした。 前回の教官から言われたのは、「スラロームの練習」のハズだったのですが、何故か「みきわめコース」を走りました。 坂道、スラローム、S字、クランク、直線狭路、一本橋、をループしてえんえん走ります。 スラロームは、アクセルオンのたびにリアが少しずつ滑ります(笑) そういや、400のときもそうだったっけ…。 そして一本橋で失敗。得意なはずなのですが(汗) 前回、「ゆっくりすぎるのでもう少し速く走って安定性を重視」と言われたもので、心持ち速くそこを通過していたのですが… …今度は速過ぎたらしいです(苦笑) 最長で11秒前半、だいたい9〜10秒だとのこと。それは手を抜きすぎたか… というわけで、次も見極めではなく、こんどは一本橋の練習だけをみっちりやりましょう、とのこと。 もちろんみっちりやるのに異論はないのですが…ほんとにみっちりやらせてくれるんだろうか(^^; また今日のように、言われたことと全然違うことをやらされるんじゃないだろうか… もしかしてそれも教習のうちとか。 今回は、4日ぶりということと、雨天のため、雨が眼鏡に掛かってしまい、視界もイマイチ(っていうかゆがむ)で、バランスの取り方も悪かったと思いますから、再練習というのはむしろ当然です。 得意だという奢りをなくし、また自信をもって教官がいう「12秒」でクリアできるように、みっちりと練習したいと思います。
今回注意されたことは
オフ車で、足をだしてバランスするクセがついているんでしょうか… また、前回「時間をかけすぎる」といわれた反動でアクセルを積極的に使いすぎてしまい、「一定の速度で」といわれる始末です。 もう一回、初心にもどって練習ですね。
…げ。明日も雨じゃないですか(T-T) |
3/29/2001 - セキララ大型自動二輪教習 第一段階六時限目 |
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昨日にも増して冷たい雨がふる、寒い寒い教習でした(T-T) しかしまあ、雪にはならなかったので一安心です。 今日は一本橋とスラロームを重点的に練習させてもらいました。
まあなんというか…さすがにずっとやっているので新たな展開というのはないのですが、今日の教官は本当に手取り足取りというか、コース一週ごとに細かいアドバイスをくれて非常に勉強になりました。
特に一本橋では「時間は充分すぎるほど長い(12〜14秒)んだけど、もっと安定感が欲しい」とのことです。
それから、スラロームは入り方で損をしてるそうです。
今回注意されたことのまとめは
そして、明日はようやく第一段階の「みきわめ」とのことです。 |
3/30/2001 - セキララ大型自動二輪教習 第一段階七時限目 |
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昨日にも増してさーらーに冷たい雨と一時雪がふる、寒い寒い寒〜〜〜い教習でした(T-T) 今日はみきわめでした。
ぶじ、みきわめしゅうりょうしました。
そして、明日からは第ニ段階。 |
3/31/2001 - セキララ大型自動二輪教習 第ニ段階一時限目 |
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使うコースは検定1コース。 スタート地点→障害回避→坂道→踏切→S字→クランク→波状路→一本橋→正面長路→信号左折→塀左折→正面長路→信号直線→スラローム→外周→急制動→スタート地点 というようなコースです。
第一段階では通らなかったコースがあります。踏切と急制動です。
コース中では、見通しのわるい交差点で前方が優先道路の場合、一時停止し、左右確認後、そろそろっと出てまた一時停止し、優先道路を走る車に対して自分の存在をアピールします。
今回特に注意されたことは
走行中の車間は問題ないのですが、停止時の車間はどうも詰めすぎてしまう傾向があるようです。 |
3/31/2001 - セキララ大型自動二輪教習 第ニ段階ニ時限目 |
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またまた検定第一コースを走ります。 前回注意されたところを特に気をつけて走ります。
それなりに走れているようですが、特に注意点として、
一本橋、一回落ちました。どうも後ろに教官がいると緊張してだめになる傾向が(^^; 急制動は、ギアを落とすなといわれるんですが、どうも反射的にシフトダウンしてしまいます。 教官は「急制動中にはギアを落とす余裕はない」というのですが、体が勝手にシフトダウンするので、逆に一生懸命に「ギアはそのまま、ギアはそのまま・・・」とか意識しながら制動してます(^^;
つぎは第二コースらしいです。 |
4/2/2001 - セキララ大型自動二輪教習 第ニ段階三時限目 |
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今日は天気がよく、それだけでなんだか気持ちがいいですね(笑)
今回は検定第二コースを走ります。
第二段階では、連続動作が多く、特に何かのアクションのあとに針路変更をするような場合の、ウィンカーをつけるタイミングがなかなかシビアです。
教官が後ろについて走るときはどうも緊張します。私だけでしょうか? |
4/4/2001 - セキララ大型自動二輪教習 第ニ段階四時限目 |
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前回に引き続き、今回も検定第二コースです。
今回はとくにドラマもなく無事にすみました。
次回は、より高度な運転とのことで、コーナーでの危険回避などを行うそうです。 |
4/5/2001 - セキララ大型自動二輪教習 第ニ段階五時限目 |
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今回は主にコーナリングと急制動についての教習でした。
コーナリングは、最初はブレーキングをしながらコーナーに侵入します。
それからはひたすら急制動です。 次回は、危険回避だそうです。失敗するとぶつかったりするんだろうか…(^^; |
4/7/2001 - セキララ大型自動二輪教習 第ニ段階六時限目 |
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今回は緊急回避をテーマにやりました。 40キロで走ってきて、合図を見て右に避ける、左に避ける、急制動をかけるというのがその教習です。 これをやって判ったことは、「実際に公道で、あっと思ったときは多分なんにもできないだろう」ということです。 まあ自分が転べばあるいはなんとかなるかもしれませんが。 バイクはクルマと違い、ブレーキを踏んでハンドルを切ってどうこう、っていう乗り物じゃないので、回避も難しいわけです。 私は、合図がでてから実際になにか反応を起こすまで0.5秒を切りました。 しかし、これは身構えていての話です。 走行中もニーグリップを意識し、いつでも回避できるような体勢を造っておいて、なおかつ合図をずっと見ながら走っていて、回避し始めるまでに0.5秒弱。 もし公道を漠然と走っている場合、おそらくこのタイムラグは1秒にちかくなることでしょう。 そうすると、時速40キロで走っていたら、10メートル以上なにもせずに走り抜けてしまいます。 10メートルといえばかなりの距離です。飛び出しを発見してから、回避が間に合うかどうか…。 これは私という人間の限界です。伸ばそうとしても、ちょっとこれは難しいでしょう。 では限界を知ってどうすればいいか。 慎重な運転が大切だということです。 ゆっくり走ればいいというわけでもなく、適切な速度で、周囲に気を配りながら走るということです。 とくに街中などの死角が多いところでは、危険を予測し、常に対応を考えながら、慎重に慎重を期してもやりすぎはありません。 結果として、速度は控えめになるでしょう。 あたりまえといえばあたりまえのことなのですが、つい普段、いい気になっておろそかになりそうなことを、改めて思い知った教習でした。 |
4/7/2001 - セキララ大型自動二輪教習 第ニ段階七時限目 |
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今回はシミュレータです。 ちなみに三菱プレシジョン製。 危険予測などをメインにおいたシミュレータなので、操作性は実際のバイクとはずいぶん違います。 かなり難しい…というか、戸惑います。バンクはできるんですが、アクセルで起きないので自分の体重移動で起こさなきゃいけません。
まあそれはシミュレータの本領ではないのでおいといて。
終わってから教官が一言。
しかし、いきなり「シャブ中」とか言われて、面食らいました(笑) |
4/9/2001 - セキララ大型自動二輪教習 第ニ段階八時限目 |
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今回は、高度なバランス走行ということで、
不等間隔スラロームは、イイキになって走っていると、突然幅が狭くなったりしてビビリます。 しかも、ぱっと見て不等間隔だとは気がつきません。40cm程度の差…なのですが、しかしこれが走ると大きいんです。 不等間隔スラロームは、イイキになって走っていると、突然幅が狭くなったりしてビビリます。 大回りスラロームも、「ちょっと大回りだけどスラロームできるだろう」というふうに見えます。しかしこれがとんでもない。そろそろと走らないとダメです。スロットルワークを使ってすばやい切り返しなんて絶対出来ないと思います。 いずれも、「視覚は信用できない」ということを体験させるためのカリキュラムのようです。 小転回、波状路は「大変安定している」そうです。オフロードバイクに乗っていたのが効いているんでしょうか。
ここまでで、第二段階では1時限超過しています。 |
4/10/2001 - セキララ大型自動二輪教習 第ニ段階九時限目 |
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今回は第二段階のみきわめ。 無事、みきわめOKを得ました。 苦手意識があった一本橋もなんとか克服(ノーミス&12秒台でした♪)しました。 急制動は、ブレーキタイミングが早過ぎないように注意しないといけないようです。 教官が見るところ、私はあまりにもギリギリにブレーキングするので、検定ではもっと手加減がいると言っていました。 40キロで走っていて、8〜9mで止まれるはずは普通ないのだそうで、もしかしたらNGを取られるかもしれないとのことでした。 近くで見てるとホントにギリギリでセーフの位置なんだそうです(^^; スラロームは相変わらず速すぎるそうです。(4秒台) より、リズム&ニーグリップを大切にとのことでした。
さて、次は卒業検定です。 |
4/15/2001 - セキララ大型自動二輪教習 卒業検定 |
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幸いにも好天でした。 ここまできたらあとは教習の成果を出すだけですね。 いつものようにやっていれば合格のはず、なのですが、そこは人間、検定だと思うと妙に緊張します。 横風が強かったので、一本橋ではヒヤヒヤものでしたが、無事、合格しました。 欲しいバイクがあって、大型二輪免許に手を出したわけですが、大出力のバイクを購入する前に、自分の腕前のほどを思い知っておくのはいいことだと思います。 その意味でも、大変意義がある教習でした。 初心をわすれず、慎重に安全にを心がけて運転しようと思います。 |
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