セキララ大型自動二輪教習

3/21/2001 - セキララ大型自動二輪教習 第一段階一時限目
欲しいバイクが1000ccであるということで、大型二輪免許を取得することにしました。
実は昨日、途中でバイク屋(レッドバロン)に寄って、仮発注してしまいました(笑)。
欲しいバイクはヤマハのFZS1000というバイクです。私が欲しい色は青。
もっとも、いま発注したところで、このバイクは逆輸入車なので、納車はゴールデンウィークに間に合うかどうか怪しいところだそうです。
というわけで、免許は取らなきゃならんだろうということになり、本日から通い始めました。
学校は新潟県長岡市の関原自動車学校。自宅からクルマでおよそ15分。ただ、そこへいく道のほとんどが片側二車線なので、渋滞の影響は受けにくいと思います。
夜間教習で108,000円を前金で支払います。
大都市部の教習はもっと安いところもあるようですが、まあこのへんは大体こんな価格でしょう。
18:10〜19:00、19:10〜20:00の二時限があるのですが、勤務時間を考えると、19:10〜20:00のコースになります。
しかしまだあたりには雪が残ってます。夜間教習の寒いこと寒いこと(笑)
でまあ、復習をかねて、その日にやったことをここに記していこうと思います。
まとまった時点で、別コーナーにするかもしれません。
ちなみに、普通二輪免許を持っている場合は、最短で第一段階が5時限、第二段階が7時限の合計12時限だそうです。
さて…何時限オーバーすることやら。
ちなみに目標は6時限以内。

本日のメニューは、最初ということで、取りまわしと引き起こしです。
まず、センタースタンドを解除して、手で押して前進、後退を行います。
特に後退の時は、バランスが取りにくいということを実感しました。
普通二輪免許を所持してるくせに何をいまさら…という感じですが、私が持っているバイク(Goose350)と教習車(CB750)では重量が違いすぎます。(^^;
ちなみに私のが150キロ、教習車は230キロくらいだそうですから。
後退のときは、後ろをまっすぐに見ます。また、右手をシートやグラブバーにおきますので、フロントブレーキが使えないことに注意して慎重に後退します。
それから押しながら8の字を回ります。まあこれは楽勝ですね。ただ、左回りと右回りで回りやすさが違うのでその点に留意して取り回します。
もちろん、右回りがやりにくいわけです。(バイクの左に立って押すので)

取り回しができたら、外周を回ります。
今回は試験場のコースの外回りと内回りを走りました。
長い直線では4速にまで上げ、スロットルを開けておよそ60Km/hまでスピードを上げます。
寒いけど結構気持ち良いです。さすが750cc4気筒エンジン。加速はスムーズで強力です。
コーナー手前でポンピングブレーキ(後続車に合図するためもあります)し、3速に落として、左側べったりで曲がります。
途中に横断歩道もあるので、(とはいえ人が渡ることはないらしいが)人影を確認して通過します。
基本中の基本ですね。しかし改めて教習を受けるのは久しぶりなので、やはり緊張しました。

内回りでは、長い直線の途中で障害物となる停止自動車が設置されています。
つまり、針路変更をしてこれを回避しなければなりません。
針路変更の三秒前よりちょっと手前でミラーを確認、後続に異常がないことを確認しウィンカーを右に出します。
三秒程度ウィンカーを点滅させて、ミラーを再度確認、首をうごかして目でも確認、そのあと首を前に戻し、前方の確認をしてから、針路変更です。
このとき対向車に注意し、対向直進車がくるようなら中央線近くで停止して待ちます。
対向車が右折ウィンカーを出しているならこちらが優先なので、気をつけつつ針路変更、回避を行います。
障害物との距離はおよそ1.5mを保持します。
気をつけることは?と聞かれて、
「ドアが急にあくかもしれないし、また、クルマの陰から人が出てくるかもしれません」と答えたのですが
「その通り。でもそれだけじゃなくて、たとえばクルマがバックするかもしれないし、前進したり、ナナメに出てくるかもしれない。やはり慎重に回避しましょう」
とのこと。なるほど。
障害物の横を通り過ぎるときには、ちらちらと障害物の陰を注意しながら通りすぎます。(低速走行します)
回避したあと、左にもどりますので、ウィンカーは手前(もどる3秒前)から点滅させておかなければなりません。
感覚的にいうと、回避行動に移り、障害物の横にくるちょっと前に、すでに戻すためのウィンカーを点滅させておきます。
そして障害物の横を通り抜けたら加速しつつ速やかに左に戻り、ウィンカーを戻します。(シフトアップもします) また、内回りは、交差点(というかT字路)がいくつかあるので、そのうちの主なところでは、そちらからクルマやバイクがこないか、ちらちらと確認しながら通り過ぎます。

本日注意された点は、

  • サイドスタンドを解除するのはまたがる前に
  • サイドスタンドを立てるのは降りた後に
  • ブレーキやクラッチは4本指で
  • 上体は起こし気味に
  • 脇を締め、手首は起こし気味に
  • つま先は閉じる
でしょうか
サイドスタンドは盲点でした。
いつもまたがってから解除していましたし、立ててから降りてました。
私のグースは小さいバイクだから、そうやってもバランスなんて全然崩れないんですね。
ブレーキやクラッチは、峠などを走るときのクセでついつい2本指でかけてしまいます。
何しろ私のバイクにはパワーがないため、パワーバンドをキープするために7500rpmを保持したまま半クラッチを使って後輪のトラクションをコントロールしてコーナーをクリアする、というようなテクニックを日常的に使っていました。
これは意識して直さないと…。
また、私のバイクはハンドルがとても低いため、どうしても伏せる姿勢になってしまいます。
教習車はハンドル位置が高いので、姿勢がどうも猫背気味になってしまうようです。これも注意しないとだめですね。

そうそう、今日は許してもらったのですが、紐付きの靴は望ましくないそうで、次からは長靴で参加することにしました。
アタマがでっかいのでヘルメットは自前(借りたヘルメットだとアタマが痛くなる(^^;)、軍手だと寒いのでグローブも自前のを使っています。

3/23/2001 - セキララ大型自動二輪教習 第一段階ニ時限目
本日は右左折の教習を行いました。
昨日に比べれば温暖でしたが、雨が今にも降りそうな天気で、実際にコースにでたらすぐに黄砂交じりの雨がパラパラと降ってきました。
そこで一度車庫に戻って雨具を装着しました…ら、晴れやがった(^^;

右折、左折はまあ、いつもやっていることですので特に問題なく、進めることができました。

  1. ミラーで後方を確認
  2. ウィンカーを出す
  3. 三秒間走る(後続車が準備する時間)
  4. ミラーで後方を確認
  5. 振り向いて後方(ミラーの死角)を目視確認
  6. 前方を再確認
  7. 針路変更
  8. 右折(左折)
  9. ウィンカー戻す
教習所では、通常は左側べったりを走るので、右折の場合は車線の右に寄るために、事前に針路変更をするわけです。
針路変更をするのは、交差点の手前30mくらいからですから、ウィンカーを出すのは、さらにその手前30〜15m(速度によって違う)になります。
ちなみに「左折の場合はどうなるんでしょう」と聞いたら
「同じです。コースでは左に寄っているので、実際には針路変更のアクションはないのですが、公道では比較的真中を走る場合もあるので、一応、左に針路変更という意識をもって訓練してください」
とのことでした。ふむ、なるほど。

750はやはりパワーがあり、また直線では十分に加速するように指導されることもあって、直線がすぐに終わってしまいます。
このため、コースを頭に入れて、あらかじめどの辺でアクションをするのかを先読みしながら走る必要がありますね。

今回注意されたことは、

  • 右折の時の左右確認が遅い
ということでした。
速度が速いために、十分手前で交差点の左右を確認し、早い時点で曲がるか停まるかを決断しなさいといわれました。
これは、直接安全に関わることですから、意識して直そうと思います。
3/24/2001 - セキララ大型自動二輪教習 第一段階三時限目
今回は、一本橋と坂道発進と不整路でした。

一本橋は視線とニーグリップが決め手です。
長さ10メートル、幅30cmの平均台のようなもの(高さは5センチ)をなるべく時間をかけてわたるようにします。
大型二輪の目標タイムは、10秒以上です。私の今日の最長記録は14秒でした。
一本橋は、けっこう得意なほうのようです。普通二輪免許(400ccまで)の時も、一度も橋から落ちたことはありませんでした。
もっとも、10秒以上はどんなにかかっても、加点とかはありませんから、あまり「ゆっくり」にこだわっても意味がありません。
どちらかというと、より安定して渡るということを重点にする必要があるようです。

坂道発進は、リアブレーキをかけたまま半クラッチをあて、リアブレーキを解除しながらスロットルをあけつつクラッチをリリースします。
ちょうどクルマでいうとサイドブレーキの役目をリアブレーキにさせるんですね。
坂道を登りきって下りになったら、2速にして、フロント&リアブレーキを使って徐行しながら進みます。

不整路はスタンディングポジション(立ち姿勢)で乗ります。
タンクをニーグリップできるように立ち姿勢をつくり、1速でしずしずと不整路をクリアします。
凸部に乗り上げるときにスロットルを少し開き、降りるときに閉じる、というようにスロットルを使いながら荷重のコントロールをします。
この立ち姿勢がなかなか難しく、何度も姿勢について注意をうけました。
とはいうものの、オフロードをやっていたせいでしょうか、不整路自体は難しいようなものではありませんでした。

今回注意されたことは

  • 一本橋では14秒もかけなくていい
  • 一本橋で上体でバランスを取ろうとせずにハンドルを使うこと
  • 一本橋でもっとニーグリップを活用すること
  • 立ち姿勢はもっと前に位置すること
  • 立ち姿勢でへっぴり腰にならない
  • 交差点で、本線に入ってくる支線からの合流車両に気をつける
ということでした。
ハンドルでバランス、というのとニーグリップというのは関連があり、この点を注意されてからは安定度が増したようです。
立ち姿勢は、私はオフロードバイクに乗っていたころのクセがでているらしく、腰と膝を曲げ、全身でショックを吸収する態勢にはいってしまい、何度も「もっと腰を前に」と注意されました。
しかし、フロントを持ち上げる(凸部に乗り上げる)のだから、その瞬間はリア荷重にすべきなんじゃないかと思うのですが…?
バランス区間を抜けてすぐに交差点に入るのですが、バランスに気をとられすぎて確認などがおろそかになりがちです。
前方の優先道路はもちろんですが、優先道路に入ろうとする別のクルマがいるかなど、注意が必要です。
3/24/2001 - セキララ大型自動二輪教習 第一段階四時限目
今回は、スラローム・クランク・S字でした。

スラロームは、大体2速でクリアします。
ある程度スピードを上げてきて、パイロンを避けながらスラロームをします。
体重移動とアクセルワークがキモです。リズミカルにスムーズにスラロームするというのが原則です。
私は今回これがなかなか上手くいきませんでした。

クランクは、ちょうど一本橋が曲がっているというような雰囲気でクリアします。
なるべく微速で走ります。私は1速で走りました。
結構意地悪な場所にパイロンがあり、もちろんそれに触れないように走ります。

S字ではギアを2速に上げ、やはりパイロンに触れないように、スムーズに走り抜けます。
S字もクランクもすれ違いはできないような道幅なのですが、コースは一方通行ではないので、対向して来るバイクがいないかどうかをよく注意しなければなりません。
S字とクランクは、連続して通過するため、S字からやる場合は、「クランクに入ってきてる対向バイクはいないか」をクランクをやる場合には「S字に入ってきてる対向バイクはいないか」に気をつけます。
S字の入り口とクランクの入り口は、かなり離れているので、意識して確認しないといけません。

今回注意されたことは

  • スラロームでのニーグリップが甘い
  • スラロームではアクセルワークだけではなく体重移動も
  • スラロームでのアクセルは、もう気持ち早めに、また、短く開ける
  • スラロームで上体が安定していない
ということでした。
スラロームに集中しています(笑)
スラロームが上手なひとは、リーンウィズで、頭部がほとんど動かずにバイクと体だけが振り子のように振れていきます。
私はここで、上体のバランスが上手く取れませんでした。
普段乗ってるのが軽量ものなのでヒラヒラ感が違うということもあるんでしょうけれども、教習車でスラロームすると、体重移動とバイクの動きがマッチせず、このために上体が安定しなかったり、頭が動いたりしてしまいました。
特にアクセルワークは、自分のバイク(単気筒)のクセが染み付いているらしく、750cc4気筒の教習車とはリズムが違う(あたりまえだ)ので、苦戦しました。
開け方も荒っぽかった気がします。
上体が安定していないのは、ハングオンのクセが抜けず、つい、「肩からスラロームに入る」からということもあるかも…
…もしかしたらただ単に運動不足で体がついていってないのかもしれないけど(汗)
…冷静に考えてみると十分にありえるような…(汗)
教習時間の後半にはそこそこできるようになったのですが、しかしやはり不安が残ります。
このため、本来は次回で「みきわめ」なのですが、もう1時限、この「スラローム・S字・クランク」を練習することになりました。
あ。1時限オーバーしてる(笑)
しかしせっかくお金を払って教えてもらってるので、どうせなら自信がつくまでみっちり身に付けます。
時限オーバーは残念ですが、ここは一つプラスに考えましょう(笑)
3/28/2001 - セキララ大型自動二輪教習 第一段階五時限目
冷たい雨がふる、寒い教習でした。
前回の教官から言われたのは、「スラロームの練習」のハズだったのですが、何故か「みきわめコース」を走りました。
坂道、スラローム、S字、クランク、直線狭路、一本橋、をループしてえんえん走ります。
スラロームは、アクセルオンのたびにリアが少しずつ滑ります(笑)
そういや、400のときもそうだったっけ…。
そして一本橋で失敗。得意なはずなのですが(汗)
前回、「ゆっくりすぎるのでもう少し速く走って安定性を重視」と言われたもので、心持ち速くそこを通過していたのですが…
…今度は速過ぎたらしいです(苦笑)
最長で11秒前半、だいたい9〜10秒だとのこと。それは手を抜きすぎたか…
というわけで、次も見極めではなく、こんどは一本橋の練習だけをみっちりやりましょう、とのこと。
もちろんみっちりやるのに異論はないのですが…ほんとにみっちりやらせてくれるんだろうか(^^;
また今日のように、言われたことと全然違うことをやらされるんじゃないだろうか…
もしかしてそれも教習のうちとか。
今回は、4日ぶりということと、雨天のため、雨が眼鏡に掛かってしまい、視界もイマイチ(っていうかゆがむ)で、バランスの取り方も悪かったと思いますから、再練習というのはむしろ当然です。
得意だという奢りをなくし、また自信をもって教官がいう「12秒」でクリアできるように、みっちりと練習したいと思います。

今回注意されたことは

  • 一本橋ではもっと時間をかける(三時限めと逆だ(^^;)
  • 一本橋でハンドルでバランスを取りすぎる(三時限めと逆だ(^^;)
  • 一本橋でもっとニーグリップを活用すること(これは相変わらずだ(^^;;;)
  • ニーグリップのために、足はこころもち内股にしておくとよい
  • 一本橋ではもっと腕の力をぬき、ハンドルも必要最小限の動きにする
  • 一本橋では一定の速度で、リアブレーキをやわやわと補助に使う
どうも、膝を開いてバランスをとろうとする傾向があるようです。
オフ車で、足をだしてバランスするクセがついているんでしょうか…
また、前回「時間をかけすぎる」といわれた反動でアクセルを積極的に使いすぎてしまい、「一定の速度で」といわれる始末です。
もう一回、初心にもどって練習ですね。

…げ。明日も雨じゃないですか(T-T)

3/29/2001 - セキララ大型自動二輪教習 第一段階六時限目
昨日にも増して冷たい雨がふる、寒い寒い教習でした(T-T)
しかしまあ、雪にはならなかったので一安心です。
今日は一本橋とスラロームを重点的に練習させてもらいました。

まあなんというか…さすがにずっとやっているので新たな展開というのはないのですが、今日の教官は本当に手取り足取りというか、コース一週ごとに細かいアドバイスをくれて非常に勉強になりました。
いままでは、1時限をしばらく走らせて、その時限の終わりに「もっとこうしたほうが…」とアドバイスをくれる人ばかりだったのですが、もしかしてあんまり歩みが遅いので見かねて親切モードになったんでしょうか。

特に一本橋では「時間は充分すぎるほど長い(12〜14秒)んだけど、もっと安定感が欲しい」とのことです。
ニーグリップも意識しすぎると柔軟性を欠くそうです。
ただ締め付けるのではなく、左右の膝を上下させてステップを押してバランスを取るというのを意識するといいようです。
なるほど。センタースタンドを立ててまたがり、膝だけで(決してタンクを締め付けすぎるのではなく)バランスを取る(左右に体重をかける)練習をしてみると、体重をかけたほうと逆にハンドルが動くことが判ります。つまり一本橋でのハンドルでの修正というのはこれなんですね。
リアブレーキを右手でかけるので、そのときに傾くのを修正するのが主な使い方になるわけです。
教官は、「尻の下に紙を一枚入れる感じで、どっかり座らずに、ステップに立つくらいのつもりで力を使いましょう」と説明していたのですが、ステップに立つっていっても、そんなことしたらギアを弾みで下げてしまいそう…って、ギアはローギアを使うので、それ以上は(リターン式ミッションなので)下がりませんよね。
また、断続クラッチを使うのですが、そのクラッチのアクションやスロットルの開け方が大きすぎるため、バランスを崩しやすくなっている(けれど毎回奇跡的に破綻しないのが謎…教官談)そうで、スロットルも控えめに、クラッチのオンオフもギリギリのところでやるほうがいいとか。なるほど。
また、スロットルを戻したときの右手の角度が跳ね上がりすぎていて、これもバランスを崩しそうになる一因となっていると指摘されました。

それから、スラロームは入り方で損をしてるそうです。
最初に左ターンからはじまるのですが、右側から入ればいいのに最初の入り口で左よりにいるから、普通の人より一回多く回ってるような感じになるとのことで。盲点でした。
さらに、最後のパイロンを通ってから律儀に逆方向にバンクしてるのもタイムロスなので、まっすぐにゴールしなさいとのこと。これも盲点(^^;

今回注意されたことのまとめは

  • 一本橋では膝の上下(というか左右の足の下への力の入れ方)でバランスを取るように心がける
  • 一本橋では最初はスピードを早めに、徐々に遅くして調整する。逆だといきなりバランスを崩しやすい
  • スロットル操作、特にオフのときの右手を大げさに動かさず、手首の角度を120°程度に
  • スラロームは右側から入り、最後のパイロンを通ったら直進する
  • スラロームは最初はゆっくり、徐々にスピードを上げていく。逆だと転倒しやすい

そして、明日はようやく第一段階の「みきわめ」とのことです。
…げ。明日も雨…ところにより雪!?
あああ(T-T)

3/30/2001 - セキララ大型自動二輪教習 第一段階七時限目
昨日にも増してさーらーに冷たい雨と一時雪がふる、寒い寒い寒〜〜〜い教習でした(T-T)
今日はみきわめでした。

ぶじ、みきわめしゅうりょうしました。
一本橋が、どうも意識して力んで固くなってしまいます。
教官は片手でわたってみせてくれた。上体をリラックスさせれば余裕を持ってクリアできるんですね。
断続クラッチをあくまでも静々とやるのがキモなのですが、今回の教習車は、クラッチミートのポイントが遠く、かなりコントロールが難しく思えました。
自分のだったら、クラッチを調整してしまうんですけどねえ…。

そして、明日からは第ニ段階。
やはり天気は悪いらしいですが(T-T)

3/31/2001 - セキララ大型自動二輪教習 第ニ段階一時限目
使うコースは検定1コース。
スタート地点→障害回避→坂道→踏切→S字→クランク→波状路→一本橋→正面長路→信号左折→塀左折→正面長路→信号直線→スラローム→外周→急制動→スタート地点
というようなコースです。

第一段階では通らなかったコースがあります。踏切と急制動です。
最初は、そこの部分をすこし練習しました。
まず急制動は、3速40キロ以上で制動地点に進入します。
加速して3速に上げ、40キロになったかなというあたりでスロットルを戻すと、だいたい40キロで制動地点を通過できます。これは、スロットルをもどしても惰性で少し加速してからエンジンブレーキが効くためです。
制動地点を追加してから、ブレーキレバーを握り、ブレーキペダルを踏みます。これは、急制動が飛び出しなどに対応するものであるということを背景にしていて、つまりあらかじめブレーキレバーに指をかけたりしていてはいけないわけです。
また、制動時、あまり上体が前傾しすぎると、リアブレーキをふんばってしまってリアタイヤがロックしやすくなるので、上体の姿勢にも気をつけます。
今回はまだ制動距離を意識せず、あくまでも進入速度と制動地点を重点的に練習しました。
踏切は、左右確認、また耳を澄まし、左右から電車がこないことを確認して、ギアを1速から上げずにクリアします。

コース中では、見通しのわるい交差点で前方が優先道路の場合、一時停止し、左右確認後、そろそろっと出てまた一時停止し、優先道路を走る車に対して自分の存在をアピールします。

今回特に注意されたことは

  • 一時停止するときの車間。バイク一台分以上あけること
  • コースでの連続動作がぎこちない
  • スラローム、速すぎ
  • S字からクランクに抜けるときに、大きな道を横切るのですが、その際の左右確認、および右後方確認を早めにすること
  • S字とクランクはすれ違い不可能なので、入る前に確認こないかどうか確認すること
でした。

走行中の車間は問題ないのですが、停止時の車間はどうも詰めすぎてしまう傾向があるようです。
連続動作は、まだコースになれていないので・・・だと、いいなあ(^^;
スラロームはなんと5秒を切るか切らないかのタイムだそうで、もっとゆっくり落ち着いていきましょう、とのことでした。ちなみに検定では7秒以下という規定があります。次は6秒台くらいをめざします。

3/31/2001 - セキララ大型自動二輪教習 第ニ段階ニ時限目
またまた検定第一コースを走ります。
前回注意されたところを特に気をつけて走ります。

それなりに走れているようですが、特に注意点として、

  • こちらが優先道路の場合でも、見通しが悪い場合は意識的に左右を確認する。
  • 課題を失敗しない(^^;
  • 確認をオーバーアクションにしない(バランスを崩しやすい)
  • 波状路で腰をもっと前に
  • 急制動ではブレーキング中にギアを落とさない
  • 急制動からの発進で、ウィンカーは合流の点線で一度消す
  • 進路変更などで、右後方確認後、前方を確認してから進路変更すること
いつくかの注意項目をみると、初心を忘れていることが判ります(もうかい)(^^;
一本橋、一回落ちました。どうも後ろに教官がいると緊張してだめになる傾向が(^^;
急制動は、ギアを落とすなといわれるんですが、どうも反射的にシフトダウンしてしまいます。
教官は「急制動中にはギアを落とす余裕はない」というのですが、体が勝手にシフトダウンするので、逆に一生懸命に「ギアはそのまま、ギアはそのまま・・・」とか意識しながら制動してます(^^;

つぎは第二コースらしいです。
月曜日…晴れるといいんですが。

4/2/2001 - セキララ大型自動二輪教習 第ニ段階三時限目
今日は天気がよく、それだけでなんだか気持ちがいいですね(笑)

今回は検定第二コースを走ります。
検定第二コースは、課題は変わらないのですが、道のり的に第一コースよりもずいぶんと長くなります。
おかげで憶えるのが大変…。
「楓等(仮名)さんはコース憶えてきた?」
「ええまあ、なんとか…さっき一生懸命憶えました」
「そうか。ちょっと待ってくれ、私これから憶えるから(笑)」
そんなことでいいんだろうか(^^;
ちなみに、ウォームアップして、タンデムで走行して、次に一人で走行して(直後に教官がついてくる)、もう一周行こうとしたら時間がきました。

第二段階では、連続動作が多く、特に何かのアクションのあとに針路変更をするような場合の、ウィンカーをつけるタイミングがなかなかシビアです。

教官が後ろについて走るときはどうも緊張します。私だけでしょうか?
自習してるときの一本橋とかは全然平気なのに、なぜか不安定になります(^^;

4/4/2001 - セキララ大型自動二輪教習 第ニ段階四時限目
前回に引き続き、今回も検定第二コースです。

今回はとくにドラマもなく無事にすみました。
しかし、慣れてくると、走行中にいろんなことを考えたりして、それが災いして次の動作がおくれたりします(^^;
そういうのを、初心を忘れるって言うんでしょうね(^^;
気を引き締めねば。

次回は、より高度な運転とのことで、コーナーでの危険回避などを行うそうです。
テクニカルな内容になりそうで、不安もありますが楽しみです。

4/5/2001 - セキララ大型自動二輪教習 第ニ段階五時限目
今回は主にコーナリングと急制動についての教習でした。

コーナリングは、最初はブレーキングをしながらコーナーに侵入します。
安全速度だな、と自分で思う程度まで車速を落とし、なめらかにバンクしたままコーナーに進入します。
つぎに、その速度よりも10Km/h 早いスピードで、こんどはブレーキングなしにコーナリングを行います。
…死ぬほど怖かった(笑)
やはりコーナーにノーブレーキ(エンジンブレーキも不可)で突っ込むというのは怖いですね。
普通は(公道では)、コーナー入り口手前でブレーキング、ブレーキを離すと同時にバンクしてクリッピングポイントへ向かい、スロットルを開けながら立ち上がっていくわけですが、ブレーキをかけれないと、その最初のきっかけがつかみにくいんです。
一回だけハングオンして笑いをとりました。

それからはひたすら急制動です。
速度をかえて練習し、制動距離が速度の二乗に比例することを体感します。
急制動は非常に優秀だそうです。教官よりも制動距離が短い。
レースとかで使ってたりするからでしょうか。
それとも、肩揉みで鍛えた握力がモノをいっているのかもしれません。

次回は、危険回避だそうです。失敗するとぶつかったりするんだろうか…(^^;

4/7/2001 - セキララ大型自動二輪教習 第ニ段階六時限目
今回は緊急回避をテーマにやりました。
40キロで走ってきて、合図を見て右に避ける、左に避ける、急制動をかけるというのがその教習です。
これをやって判ったことは、「実際に公道で、あっと思ったときは多分なんにもできないだろう」ということです。
まあ自分が転べばあるいはなんとかなるかもしれませんが。
バイクはクルマと違い、ブレーキを踏んでハンドルを切ってどうこう、っていう乗り物じゃないので、回避も難しいわけです。
私は、合図がでてから実際になにか反応を起こすまで0.5秒を切りました。
しかし、これは身構えていての話です。
走行中もニーグリップを意識し、いつでも回避できるような体勢を造っておいて、なおかつ合図をずっと見ながら走っていて、回避し始めるまでに0.5秒弱。
もし公道を漠然と走っている場合、おそらくこのタイムラグは1秒にちかくなることでしょう。
そうすると、時速40キロで走っていたら、10メートル以上なにもせずに走り抜けてしまいます。
10メートルといえばかなりの距離です。飛び出しを発見してから、回避が間に合うかどうか…。
これは私という人間の限界です。伸ばそうとしても、ちょっとこれは難しいでしょう。
では限界を知ってどうすればいいか。
慎重な運転が大切だということです。
ゆっくり走ればいいというわけでもなく、適切な速度で、周囲に気を配りながら走るということです。
とくに街中などの死角が多いところでは、危険を予測し、常に対応を考えながら、慎重に慎重を期してもやりすぎはありません。
結果として、速度は控えめになるでしょう。
あたりまえといえばあたりまえのことなのですが、つい普段、いい気になっておろそかになりそうなことを、改めて思い知った教習でした。
4/7/2001 - セキララ大型自動二輪教習 第ニ段階七時限目
今回はシミュレータです。
ちなみに三菱プレシジョン製。
危険予測などをメインにおいたシミュレータなので、操作性は実際のバイクとはずいぶん違います。
かなり難しい…というか、戸惑います。バンクはできるんですが、アクセルで起きないので自分の体重移動で起こさなきゃいけません。

まあそれはシミュレータの本領ではないのでおいといて。
このシミュレータは、実際に街を走って、その危険を思い知るというためのものです。
いくつかの場所を走ったのですが、いやこれが悪意に満ちた街で(笑)
交差点から歩行者は飛び出してくる自転車は飛び出してくる自動車は飛び出してくる…
クルマは強引に車線変更する目の前で急制動かけるドアは狙ったように開く…
精神的にかなり疲れます。くたくたになっちゃいました。

終わってから教官が一言。
「よく事故りませんでしたねー。」
「…もー走れません」
「まあそういわず、もう一回、こんどはこのコースを」
しかたないので走りました。
そしたら信号無視して突っ込んでくる車を回避しきれずに激突、転倒。
重傷か死亡かってとこでした。
これは相手の過失で事故を起こすこともあるということを体験するためですね
そのあと「何故相手は停まらなかったのか」というディスカッションをしました。
楓等「アクセルとブレーキを間違えたとか」
教官「飲酒運転とか」
楓等「居眠り運転とか」
教官「シャブ中だったとか」
楓等「時間に追われて注意散漫とか」
教官「携帯電話で話中でとか」
楓等「うーん、あとは…」
教官「いけると思った、のかもしれない」
楓等「なるほど、確かに二輪は小さく見えますからね」
というわけで今回のテーマは、

  • 死角に気をつけること
  • 相手のミスを予測すること
ということでした。
しかし、いきなり「シャブ中」とか言われて、面食らいました(笑)
4/9/2001 - セキララ大型自動二輪教習 第ニ段階八時限目
今回は、高度なバランス走行ということで、
  • 不等間隔スラローム
  • 大回りスラローム(いつものスラロームと左右が逆。大きく回らないと回りきれない)
  • 小転回(半径5メートルのUターン)
  • 波状路
をやりました。
不等間隔スラロームは、イイキになって走っていると、突然幅が狭くなったりしてビビリます。
しかも、ぱっと見て不等間隔だとは気がつきません。40cm程度の差…なのですが、しかしこれが走ると大きいんです。
不等間隔スラロームは、イイキになって走っていると、突然幅が狭くなったりしてビビリます。
大回りスラロームも、「ちょっと大回りだけどスラロームできるだろう」というふうに見えます。しかしこれがとんでもない。そろそろと走らないとダメです。スロットルワークを使ってすばやい切り返しなんて絶対出来ないと思います。
いずれも、「視覚は信用できない」ということを体験させるためのカリキュラムのようです。
小転回、波状路は「大変安定している」そうです。オフロードバイクに乗っていたのが効いているんでしょうか。

ここまでで、第二段階では1時限超過しています。
うまくいけば、次はもう一度コース走行をして見極め(第二段階で2時限超過、トータル4時限超過)ということですが、さてどうなることやら…。
一本橋がなあ(笑)
苦労してたのをみていろんな教官がいろんな助言をくれたんですが、…教官によって言うことが違う(笑)
なんかよくわからなくなってしまってなんとなく苦手意識が。
普通二輪の時は得意課題だったんですけどねぇ(遠い目)
まあ、がんばりましょう。

4/10/2001 - セキララ大型自動二輪教習 第ニ段階九時限目
今回は第二段階のみきわめ。
無事、みきわめOKを得ました。
苦手意識があった一本橋もなんとか克服(ノーミス&12秒台でした♪)しました。
急制動は、ブレーキタイミングが早過ぎないように注意しないといけないようです。
教官が見るところ、私はあまりにもギリギリにブレーキングするので、検定ではもっと手加減がいると言っていました。
40キロで走っていて、8〜9mで止まれるはずは普通ないのだそうで、もしかしたらNGを取られるかもしれないとのことでした。
近くで見てるとホントにギリギリでセーフの位置なんだそうです(^^;
スラロームは相変わらず速すぎるそうです。(4秒台)
より、リズム&ニーグリップを大切にとのことでした。

さて、次は卒業検定です。
これは日中ですので、仕事との絡みもあり、日曜に受験することにしました。
さて、無事合格できるでしょうか…

4/15/2001 - セキララ大型自動二輪教習 卒業検定
幸いにも好天でした。
ここまできたらあとは教習の成果を出すだけですね。
いつものようにやっていれば合格のはず、なのですが、そこは人間、検定だと思うと妙に緊張します。
横風が強かったので、一本橋ではヒヤヒヤものでしたが、無事、合格しました。
欲しいバイクがあって、大型二輪免許に手を出したわけですが、大出力のバイクを購入する前に、自分の腕前のほどを思い知っておくのはいいことだと思います。
その意味でも、大変意義がある教習でした。
初心をわすれず、慎重に安全にを心がけて運転しようと思います。

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